【精神科医が実践】そりゃ心も軽くなるわけだ…本当に効くストレス解消法
誰にでも、悩みや不安は尽きないもの。とくに寝る前、ふと嫌な出来事を思い出して眠れなくなることはありませんか。そんなときに心の支えになるのが、『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)など、累計33万部を突破した人気シリーズの原点、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)です。ゲイであることのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症――深い苦しみを経てたどり着いた、自分らしさに裏打ちされた説得力ある言葉の数々。心が沈んだとき、そっと寄り添い、優しい言葉で気持ちを軽くしてくれる“言葉の精神安定剤”。読めばスッと気分が晴れ、今日一日を少しラクに過ごせるはずです。
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心の健康によい生活習慣
今日日は、私が心の健康のために続けている生活習慣についてお話しします。じつは、筋トレはだいぶ前から続けており、おかげさまで大胸筋などもそれなりについています。
私が運動を始めたきっかけは、大学時代にさかのぼります。もともと中学・高校時代は体育が大嫌いで、部活にも入らず、ほとんど運動をしていませんでした。受験勉強に集中していたこともあり、当時はぽっちゃりとした体型でした。
きっかけは「暇つぶし」
しかし、大学(医学部)に入学してみると、想像していたよりも時間的な余裕がありました。特に暇な時期に「何かやることがないか」と考え、夕焼けを眺めながら散歩を始めたのです。すると、特に痩せようと意識していたわけではないのに、最初の1ヶ月で体重が6kgも落ちました。
顔つきが引き締まってきたことで「これは良いかもしれない」と感じ、本格的に痩せようと決意しました。当時90kg以上あった体重を、190cm近い身長とのバランスが良い80kgくらいまで落とすことを目標にジョギングを始めたところ、最終的に15kgの減量に成功しました。
「楽しむ運動」を求めてスポーツジムへ
ただ、目標体重に達すると、「痩せる」というモチベーションがなくなったため、あまり好きではなかったジョギングを続けるのが辛くなりました。かといって、運動をやめてリバウンドするのは避けたいと思い、スポーツジムに通うことにしたのです。
当時読んでいたフィットネス誌『Tarzan』などで、筋トレのような無酸素運動とジョギングのような有酸素運動を組み合わせるとリバウンドしにくいという知識を得ていました。
ジムには様々なトレーニング器具があるだけでなく、エアロビクスやヒップホップダンスなどのレッスンも充実しています。一人で黙々と1時間走るのは修行のように辛いですが、レッスンに参加して汗を流すのは楽しく、苦痛を感じませんでした。
「遊び」のような感覚で
筋トレで体のラインが引き締まっていく実感もあり、ジムに行くことが「遊び」のような感覚になったのです。結果的に、楽しみながら運動することで健康的な体を手に入れ、リバウンドを防ぐことができています。
それ以来、引っ越しなどで環境は変わりましたが、常にどこかのジムに所属し、運動を続けています。



