生産性のプロ、元マッキンゼーの勝間和代が、「家電(テクノロジー)」にはまった。生産性を上げるには家電(テクノロジー)が一番の武器になることがわかったからだ。働く人は与えられた24時間の中で、仕事・子育て・掃除・料理をこなし、遊び、眠る。だから多くの人は、本を読む時間もなく「もっと自分の時間がほしい」と嘆いている。そこで本連載では、家電歴40年、2000以上の家電を自腹で試した勝間和代氏による本、『仕事と人生を変える 勝間家電』の中から、家電(テクノロジー)を使って生産性を上げ自分の時間を取り戻す方法を紹介する。テクノロジーを使った「新知的生産術」。これを知らずに自分の時間は取り戻せない(構成/ダイヤモンド社・石塚理恵子)。

勝間和代はなぜ、身長158センチ体重62キロから、体重50キロまで落とせたのか
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「自炊」は正義

 時間を短縮しつつおいしい料理を食べて、健康的に人生の幸福度を上げる。

 これがキッチン仕事のカギです。

テクノロジー家電で自炊を「続ける」

 このとき最もコストパフォーマンスがよくおすすめの家電は、なんと言っても「ホットクック」です。

 バーミキュラやル・クルーゼを使って、おいしい料理を作る人は結構いると思いますが、それらはいわゆる「無水鍋」と言われるホーロー鍋の仲間で、空気にあまり触れさせずに、じっくりコトコトとおいしい料理を作ることができるツールです。

 ホットクックは、その進化版だと思ってください。

重い鍋では自炊は続かない

 鍋は私も使っていましたがバーミキュラやル・クルーゼは重く、また自分でかき混ぜたり、温度調整をしたりしなければいけません。

 一方ホットクックは、豊富にある自動プログラム(手動設定も可能)で、材料を切って入れて、スイッチをポンと押せば、後はもうなにもしなくていい(かきまぜも自動)という画期的な家電です。

 初購入は2015年。

 2017年からは毎日使うぐらい私はヘビーローテーションしています。

どんなキッチンにもだいたい置ける

 ホットクックは場所をとらないので、ほんの少しのスペースがあれば、ほとんどのキッチンに置くことができると思います。

 どうしてもスペースがないときは、ガスコンロの1つをカバーなどで塞いでしまって、その上にホットクックを置くのもおすすめです。

自炊を続けて「カロリー」ではなく「栄養」をとれば
間食いらずで痩せられる

 料理がなかなかうまくできないと思っている人ほど、手間と時間をかけずにおいしい料理を、ホットクックというテクノロジーに作ってもらってみてください。

(本稿は『仕事と人生を変える 勝間家電』からの編集記事です)