トランプ米政権は、左派系団体に対する刑事捜査を容易にする内国歳入庁(IRS)の大規模な改革を準備している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。この取り組みに関与しているIRSの高官が、民主党の主要な献金者を含む潜在的な捜査対象リストを作成したと、一部の関係者は述べている。当局者らによれば、この取り組みはIRS刑事捜査部(IRS-CI)にドナルド・トランプ大統領の盟友を配置し、同部門をより強固に統制し、刑事捜査におけるIRS弁護士の関与を弱めることを目的としている。この改革案は、政治的動機による捜査の扉を開く可能性があり、スコット・ベッセント財務長官の顧問であるゲイリー・シャープリー氏によって推進されている。
米政府、内国歳入庁改革を計画 左派系団体への捜査強化へ
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