生産性のプロ、元マッキンゼーの勝間和代が、「家電(テクノロジー)」にはまった。生産性を上げるには家電(テクノロジー)が一番の武器になることがわかったからだ。そこで本連載では、家電歴40年、2000以上の家電を自腹で試した勝間和代氏による本、『仕事と人生を変える 勝間家電』の中から、家電(テクノロジー)を使って生産性を上げ自分の時間を取り戻す方法を紹介する。(構成/ダイヤモンド社・石塚理恵子)

【助かった!】「失敗するかも…」の不安とストレスを解決するお役立ちグッズナンバー1
Photo: Adobe Stock

毎日「失敗できない」は結構ストレス!?

 時間を短縮しつつおいしい料理を食べて、健康的に人生の幸福度を上げる。

 これがキッチン仕事のカギです。

 でも料理づくりは、「毎日、同じものをつくれない」「毎日、おいしいものをつくらなければ(まずいものを出したくない)」と思うと、案外ストレスになるのではないでしょうか。

 そんなとき、最もコストパフォーマンスがよくおすすめの家電は、なんと言っても、自動調理鍋​「ホットクック」です。

調理家電だと失敗しない

 ホットクックは、鍋(ストウブやル・クルーゼ)のレシピもそのまますべて使えますし、自分流に作るときも基本的には全体の重量に対して0.6%の塩分量にして、野菜の水分などを活かしながら無水調理していくと、だいたいのものはミスなくおいしく作れます。

忙しいときの「失敗しない」はなにより魅力

 そこまで料理の腕に自信のない私にとって、忙しいときのこの「失敗しない」は、なにより魅力的なポイントです。

子どもでも使える

 最初にホットクックを買ったとき娘はまだ中学生でしたが、素材を切って入れるだけなので、彼女はこれで料理をはじめ、社会人になったいまでは私より使いこなすようになりました。

 料理経験がなくともそれくらい簡単に使える家電です。

「ふたをあけない」、だからおいしい

 料理がまずくなる理由は多くの場合、①温度管理の失敗②むやみやたらに空気に触れる、の2点です。

 しかしホットクックの自動メニューや手動メニューを使えば、これがまったくなくなります。

「おいしい」は「科学」

 ホットクックは、無水加熱のまま空気に触れさせずに(ふたを開けずに)野菜や肉を煮込んだりかき混ぜたり、炒めたりしてくれるので、とにかくなんでもおいしいのです。

火のそばに「ずっとついていなくていい」

 一般的な鍋の場合は、かき混ぜるときどうしてもふたを開けますが、ホットクックはそれがないのでおいしくなる上、火のそばにずっとついていなくても大丈夫なので、料理中も他の作業にあてられます。

 これは忙しいときなにより助かります。

一人分も上手につくれる

 これまでホットクックは、標準でついているかきまぜユニットの棒がちょっと短く、1人分、2人分を作るのはあまり得意ではありませんでした。

 でも2023年に発売された「もっとクック」という追加のかきまぜアクセサリー(まぜ技ユニット)が優秀で、これを使うと1人分でも2人分でもより簡単に、おいしく作れるようになりました。

(本稿は『仕事と人生を変える 勝間家電』からの編集記事です)