アデリタ・グリハルバ米下院議員(民主、アリゾナ州)は、性犯罪で起訴され拘置所で死亡した米実業家ジェフリー・エプスタイン元被告の捜査資料の公開に関し、下院での採決を強制するための超党派による嘆願書に署名した。これにより、署名数は必要数の218名に達した。9月のアリゾナ州特別選挙で当選したグリハルバ氏は「正義は一日たりとも待てない」と述べた。共和党指導部からの反対を回避して法案を下院本会議に送付するために用いられた今回の手法は、採決に持ち込む前に「熟成」させる必要がある。採決は12月上旬に行われると見込まれている。ただ、法案が成立するためには上院を通過する必要があり、ドナルド・トランプ大統領の拒否権の対象ともなるため、成立する可能性は低い。
エプスタイン事件の資料公開法案、下院で採決へ
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