数々の企業を再建してきたデヴィッド・ノヴァクは、世界の成功者100人から仕事も人生もうまくいくための知見を集め、『Learning 知性あるリーダーは学び続ける』にまとめている。本記事では、その一部を抜粋・編集し、特に「成功し続ける人になる秘訣」を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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他人の意見と自分の意見の境目
SNSやニュースには、誰かの意見や要約があふれています。
朝アプリを開けば、
「この会社やばいらしいよという投稿が数万いいね」
「実物を見たこともない商品を、レビューだけでなんとなく良し悪しを判断」
「誰かの切り抜き動画だけを見て、その人を“こういうタイプ”と決めつけてしまう」
こんなふうに、他人の解釈を自分の判断だと勘違いする瞬間は、いまの時代誰にでも一度はあることです。
惑わされてしまう時に必要なこととは?
世界で数々の成功をおさめ、一流たちから学び続けているデヴィッド・ノヴァクは、こう言っています。
批判的思考力を高めるための効果的な方法は、できるだけ一次的な情報を得ることだ。
自分で直接情報源に触れなければ、間接的な情報に惑わされてしまいやすくなる。
その結果、現実が見えにくくなる。
自分で直接情報源に触れなければ、間接的な情報に惑わされてしまいやすくなる。
その結果、現実が見えにくくなる。
まさにこれが、情報の海で迷いやすい理由です。
批判的思考を身につける
「◯◯が炎上しているらしい」「このサービス終わってるらしい」
そんな“らしい”だけで印象が決まってしまうことは珍しくありません。
一次情報は、「データそのもの」「本人の言葉」「実際に会ったり見に行ったりする」といった“直接の情報”のこと。
これに触れるだけで、多くの誤解や思い込みはなくなるのです。
判断に迷ったら、まず“元へ戻る”
判断力を鍛えたいなら、一次情報に戻る。
人の意見より、自分の目で確かめたものを信じる。
それだけで、情報に振り回されない強さが生まれるのです。
(この記事は『Learning 知性あるリーダーは学び続ける』をもとに、一部抜粋・編集して作成しました。)



