人付き合いに苦心するより
仕事の成果で信頼を得ればいい

 もしいま、あなたの手帳がスケジュールで埋まっているとしたら、そしてそのことに多少の疲れを感じているとしたら、ここからは予定を組み込む前に、

「この予定は本当に入れなければいけないのか?」
「さびしさを埋めるための時間つぶしなんじゃないか?」
「後になって行ったことを後悔しないか?」
「その予定を考えただけでワクワクするか?」

 ということを自分に問うてみてほしいのです。そして可能な限り、本当に自分がワクワクすることだけに時間を使ってほしいのです。

 こんなことを言うと「それじゃ仕事にならないよ」とあなたは思うかもしれません。しかし実はちゃんと成り立つのです。

 あまりの忙しさに振り回されることなく、無理することなく本来の自分を生きていると、心にゆとりが生まれ、余分な力が抜けるので「ここ」というときに力を発揮することができます。

 その結果、パフォーマンスが上がっていい仕事ができるので、逆に向こうから仕事のオファーがきます。最終的に仕事が増えるのです。

 こう考えると、空き時間を作っておくということは、決してさびしいことではなく、むしろいい仕事をする上でも必要なことなのです。

 手帳の空白は、あなたの心のゆとりの証です。その空いた時間を使って、本当にあなたにとって大切な人を大切にしてください。

成功する人が共通して持つ
「根拠のない自信」

 先日、移動中の飛行機で本を読んでいたら、AKB48を世に送り出した天才プロデューサー・秋元康氏が興味深いことを書いていました。

 秋元さんの視点から見て、うまくいく人の共通点は、「根拠のない自信を持っていること」だそうです。

 そして、AKBメンバーに選ばれる彼女たちもまた、「なぜだかわからないけど私ならできる」「私はついてるから大丈夫」と心の底から思っているそうです。

 このタイプの思い込みを「素敵な勘違い」と言います。

 これに対して、自信が持てない人の思い込みを「不幸な勘違い」と言います。

 控えめで謙遜することが美徳の日本人は、自分はダメだと思う傾向が強く、世界的に見ても自己肯定感の低さが突出しています。だから少し勘違いしているくらいがちょうどいいのです。何よりそのほうが幸せに生きられます。