フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える

発表されて4日で5万台のオーダーが殺到、人気すぎて受注停止になってしまった「ジムニーノマド」。スズキにはまだ試乗できる広報車はないので借りられず、開発者インタビューも当分無理……なのですが、「自腹で購入」という力技で試乗を敢行!先週は試乗記をお送りしました。本記事ではさらに「ジムニーのプロ」へインタビュー。さらに、納車から2週間たったオーナーから見た「ジムニーノマド、ここがイイ&ここがちょっとなぁ……」をお送りします。(コラムニスト フェルディナント・ヤマグチ)

「ディフェンダー・トロフィー」の予選に参加

 みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 週末はジャガー・ランドローバー・ジャパン(JLR)主催の「ディフェンダー・トロフィー国内予選」なるものに参加してまいりました。ディフェンダー・トロフィーは、ランドローバー DEFENDERの名を冠した、世界規模のアドベンチャーコンペティション。世界70カ国以上で予選を行うプロジェクトの、世界で最初に開かれる予選会が、今回の国内予選とのことです。

 応募総数は350名ほど。そこから書類選考を経て選ばれた選手が24名。ここで勝ち抜いた1名が、日本代表として2026年秋にアフリカで開催されるグローバルファイナルに出場、という流れになっています。

会場へは井手くんのディフェンダーオクタで向かいました。井手くんサンクス!会場へは井手くんのディフェンダーオクタで向かいました。井手くんサンクス! Photo by Ferdinand Yamaguchi

 現地でくじ引きで決められた3人1組がチームを組んでタスクに挑戦する形式で、初日と2日目でチーム構成をシャッフルする決まりになっています。「初対面同士でも短時間でチームワークを発揮できるコミュニケーション能力」が問われる仕組みです。

会場には新旧のディフェンダーが。うーん、旧型(左側)もカッコ良いなぁ会場には新旧のディフェンダーが。うーん、旧型(左側)もカッコ良いなぁ Photo by F.Y.

 会場に行くと、見慣れたスパルタンレースの障害物が複数そそり立っている。ここでフィジカル能力を見るわけです。来週は沖縄でスパルタン。1週前のウォーミングアップには最適です。

こんな坂でも(しかもウェットコンディションで)トコトコ下りてしまうのですから、ディフェンダーって本当に凄いクルマですこんな坂でも(しかもウェットコンディションで)トコトコ下りてしまうのですから、ディフェンダーって本当に凄いクルマです Photo by F.Y.

 地図とコンパスだけを手に、急坂を駆け上がってチェックポイントを探すオリエンテーリングは、迷わせる気満々の手強い設定。ロープワークで丸太を運んだり、その丸太で橋を組んだり、とサバイバルな能力が問われるプログラムも。2日目は生憎の雨天で、泥だらけになりましたが、ディフェンダーの悪路走破性を実際に乗って確かめることができる良い機会でありました。

自分で組んだ丸太橋。不安過ぎる……自分で組んだ丸太橋。不安過ぎる…… Photo by F.Y.

 どんなに優れたオフロード車でも、結局のところ“人間がどう扱うか”に尽きるという事も思い知りました。善戦虚しく選には漏れてしまいましたが、とても楽しいイベントでした。チームを組んだ何人かの方とは、後日飲みに行く約束もし、いい関係を築くことができました。JLRさん。素敵な機会をありがとうございました。

夜はテント泊。富士の裾野でしかも雨。凍死するのではないかと不安でしたが、最近のキャンプ用品は優れていますね。とても快適に眠ることができました夜はテント泊。富士の裾野でしかも雨。凍死するのではないかと不安でしたが、最近のキャンプ用品は優れていますね。とても快適に眠ることができました Photo by F.Y.

 ということで本編へとまいりましょう。人気すぎて広報車が存在しない、買いたくても申し込むことすら難しい超レア車、「ジムニーノマド」の試乗記の続きをお届けします。

AD高橋氏のノマドAD高橋氏のノマド Photo by AD Takahashi