地雷ワード②「みんなが言っているよ」

2つ目の地雷ワードは、「みんな」です。

特に、職場などの少数のグループ内で「みんな、あなたのことを◯◯って言ってるよ」と言ってくる人には、本当に気をつけたほうがいいです。

「みんな」の正体は「その人自身の意見」

私が以前、組織の運営をしていた頃にもよくありましたが、問題が起きるとき、必ずと言っていいほど「みんながこう言っています」と言ってくるスタッフがいました。

しかし、これは事実ではありません。「みんな」と言いながら、実は「言ってくる本人」の考えであることがほとんどです。

もし本当に意見があるなら、「私はこう思います」とはっきり言ってくれれば議論ができます。しかし、「みんな」と言われてしまうと、誰が言っているのかもわからず、確かめようがありません。

不安を煽ることが目的

この言葉の悪質なところは、相手を動揺させ、不安にさせる効果がある点です。

例えば、仕事で試行錯誤している最中に「みんなが不満を言っていますよ」と言われたら、誰でも動揺しますよね。

彼らは、自分の個人的な意見(不満)を「みんなの総意」であるかのように偽装して、数で圧倒するような錯覚を与えて、あなたをコントロールしようとしているのです。

自分の感覚を信じて距離を置こう

今回の「気をつけるべき地雷ワード」は以下の2つです。

「あなたのためを思って言うけれど」(恩着せがましいコントロール
「みんなが言っているよ」(虎の威を借る狐のような不安煽り

この2つを言ってくる人は、大抵「面倒な人」であり、あなたに対してあまり良くない意図を持っています。

もしこれらの言葉を投げかけられたら、真に受けず、「あ、この人は自分をコントロールしたいんだな」と冷静に判断し、そっと距離を置くようにしてくださいね。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。