SNSに「クソリプ」はつきものだが、スレッズでは、そのクソリパーがフルネームのアカウントであることが多いのでは?とユーザーたちが気づき始めた。そして次第に「フルネームおじさん」には注意した方がいいという空気が生まれ、現在ではネタのように「これだからフルネームおじさんは」とこすられている。
インスタと連携できる
Xより女性ユーザー寄りのスレッズ
スレッズではタイムラインに流れてくるユーザー名(ユーザーID)は半角英数字や一部の記号で、プロフィール画面に飛んで表示される名前は漢字表記することができる。「フルネームおじさん」は、ユーザー名、あるいはユーザー名と漢字表記の名前の両方をフルネームにしているユーザーのこと。
スレッズに限らず、SNSで本名を名乗らないユーザーは多い。たとえばXの場合だと、フルネームを名乗っているのは有名人が多く、本人バレしたくなかったり、個人情報を特定されたくない多くのユーザーはハンドルネームを使っている。
企業の公式アカウントも多く、ビジネスの告知に使うユーザーが多いXと比べ、後発SNSであるスレッズは、まだ牧歌的な雰囲気がある。フルネームを名乗る人はXより多くはなく、有名人やビジネス目的ではない人がフルネームを名乗っていることに違和感を持つユーザーも少なくない。
また、インスタグラムと連携することが可能で、初速でインスタグラムから流入したユーザーが多かったため、写真映えでユーザーを増やす「美容」「ダイエット」「筋トレ」「グルメ」「レシピ」「ペット」などの投稿が目立った。
開始直後から言われていたことではあるが、Xに比べると「陽キャ」がそのノリを隠していないところがある。さらに、Xに比べて女性ユーザーの投稿が目立つ印象がある。
Xにももちろん「おじさん」や「おばさん」はいるのだが、スレッズのノリが若く、Xよりもやや女性が使いやすい印象があるために、相対的にXよりも中高年男性が目立ってしまうところがある。
とはいえ、なぜフルネームなのか。







