ドラッカー的・令和のダメリーダー10タイプ
①『優しいフリ』で成長を止めるリーダー
・「無理しなくていいよ」が口癖
・本当は“衝突が怖い”だけかも
・結果、メンバーの成長機会を奪う
➞優しさではなく“コンフリクト(衝突)回避”。部下の「やりたい」「伸びたい」を、ふわっと止めていないか?
②『成果主義』を“数字管理”だと思い込んでいるリーダー
・KPIと売上しか見ていない
・数字の背景にある“価値提供”を見ようとしない
➞ドラッカーの定義では、成果とは数字(内部指標)だけではなく“外の世界へ起こす変化”
③会議も1on1も“ゆる対話”で終わるリーダー
・「最近どう?」で終わりがち
・伝えたいことを伝えすぎてコミュニケーションに齟齬が起こりがち
➞話しやすい=意味のある対話ではない。心理的安全性と“ぬるさ”は別物。
④感情ドリブンで指示がブレるリーダー
・気分で判断が変わる
・叱る/褒めるがその日のテンション任せ
➞メンバーは“正義”ではなく“機嫌”を見るようになり、組織の質が劣化する。
⑤多様性を掲げる「なんちゃってインクルーシブ」
・「多様性」を語るが、受け入れるのは“自分に都合の良い多様性”
・異なる意見を歓迎しない
➞令和ワードの「着ぐるみ」だけ着ている状態。
⑥『強み=カリスマ性』と思っているリーダー
・「声が大きい」「目立つ」「人懐っこい」がすぐれたリーダーの強みだと誤解
・ステレオタイプのリーダー像を追う
➞ドラッカーが言う強みは、その人固有の資質×貢献につながる能力。
⑦言い訳スキルが異様に高いリーダー
・責任を取らず部下のせいにする
・権限は欲しいが、責任は持たない
➞リーダーシップとは姿勢。行動と責任についての厳格な原則が必要
⑧メンバーを“自分のコピー”にしようとするリーダー
・自分のやり方を押しつける
・違う方法を認めない
➞コピーは弱い。人の資質は色と同じく多様である。
⑨『忙しいリーダーごっこ』をしているリーダー
・常にタスクに追われている“風”
・意思決定は遅い
・アンラーニング(手放し)が苦手
➞「忙しい」は仕事をしている証拠ではない。本質から逃げているシグナルかも。
⑩目的より“自己防衛”が大事なリーダー
・無難な仕事を選ぶ
・挑戦より安全を取る
・責任範囲を狭める
➞リーダーの仕事はメンバーのビジョンを高めること。
「こういう人、うちの職場にもいる」
「これって10のパターン以外にもいくらでもありそう」とお考えになる方もいらっしゃるかもしれませんね。
少しシンプルに整理しましょう。



