ダイヤモンド編集部厳選 必読!今週のニュース3本Photo:Patricia Marroquin/gettyimages, PIXTA

東京電力ホールディングス柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に、ようやくめどが立ちました。他社の原発再稼働にも弾みがつく動きですが、手放しでは喜べません。巨額の安全対策投資や過去の赤字によって、電力各社の「借金体質」は依然として深刻なままだからです。電力・ガス業界の倒産危険度ランキングを検証。“危険水域”にランクインした14社の顔触れを明らかにします。『必読!今週のニュース3本』では、本記事に加え、『B型肝炎訴訟の和解件数が急減』と『みずほ銀行頭取が明かす「ステージが1段上がった」投資銀行部門』の3本を紹介します。(ダイヤモンド編集部)

【電力・ガス14社】倒産危険度ランキング2026最新版!12位関西電力、2位東京電力、1位は?

26年版・倒産危険度ランキング【危険水域408社】 過剰債務企業に迫る「最終審判」#3

 東京電力ホールディングス柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に、ようやくめどが立った。他社の原発再稼働にも弾みがつく動きだが、手放しでは喜べない。巨額の安全対策投資や過去の赤字によって、電力各社の「借金体質」は依然として深刻なままだからだ。特集『26年版・倒産危険度ランキング【危険水域408社】 過剰債務企業に迫る「最終審判」』の#3では、電力・ガス業界の倒産危険度ランキングを検証。“危険水域”にランクインした14社の顔触れを明らかにする。 >>記事を読む

【スクープ】B型肝炎訴訟の和解件数が急減!原因はデジタル庁主導の新システム「GSS」の不具合か!?国の「DX失敗」疑惑浮上

B型肝炎訴訟の上告審弁論のため最高裁に向かう原告と弁護団

 集団予防接種によりB型肝炎ウイルスに感染した人への国家賠償金の支払いが、今年に入り著しく滞っていることが分かった。ダイヤモンド編集部が国に情報開示請求を行ったところ、賠償金の支払件数は前年比6割程度に落ち込んでいた。法務省における事務手続きの遅れが原因で、デジタル庁主導で導入された新システムに不具合が生じた可能性がある。政府がひた隠す「DX失敗」が、B型肝炎患者に悪影響を及ぼしている。 >>記事を読む

みずほ銀行頭取が明かす「ステージが1段上がった」投資銀行部門、グローバルトップ10入りの鍵となる地域とは

総予測2026

 みずほ銀行の加藤勝彦頭取は、2026年の日本経済について、穏やかな回復が続き、実質賃金は5年ぶりにプラスへ転じるとの見通しを示す。特集『総予測2026』の本稿では、直近3年で円高を予想しながらも円安が続いた要因と為替の行方に加え、米投資銀行グリーンヒルとの連携を軸にした他の外銀にはないみずほの優位性や、投資銀行部門でグローバルトップ10入りを目指す26年の戦略を聞いた。 >>記事を読む

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