生産性のプロ、元マッキンゼーの勝間和代が、「家電(テクノロジー)」にはまった。そこで本連載では、家電歴40年、2000以上の家電を自腹で試した勝間和代氏による本、『仕事と人生を変える 勝間家電』の中から、家電(テクノロジー)を使って生産性を上げ自分の時間を取り戻す方法を紹介する。(構成/ダイヤモンド社・石塚理恵子)

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くたくたに疲れてはいけない
いつも心身ともに十分、余力があるパフォーマンスのいい状態でいるためには、「くたくた」に疲れてはいけません。
疲れると生産性が下がりますし、自分の時間を有効活用できないからです。
すべてのものを「軽く」する
ここで重要になってくるのが「軽さ」です。
モビリティ(移動性や可動性)を高めあらゆるムダをなくすには、身軽であることが重要です。
そうでないと物事に臨機応変に臨めませんし、生産性も下がるからです。
なんでも「小さく」「軽く」が鉄則
そのため私は「モノはなるべく小さく、軽く」という提案をしています。
小さいモノ、軽いモノで小回りが常に利くようにするわけです。
重い荷物を持っていると、通勤だけで疲れる上に、「行動量」が減り「行動範囲」を狭めます。
気づきにくいことですが、これは大いにパフォーマンスに影響します。
「重いコート」を手放す
冬は電熱ベストを使って、重いコートを手放すのもおすすめです。
重さのあるコートを手放せば、それだけで冬の疲労度はかなり減り、身軽に動けるようになりますので格段に行動が変わります。
ベストは薄手で温度コントロールができますから「暖房を持ち歩く」イメージです。
なんと値段は数千円
電熱ベストは実は比較的低価格で入手ができて洗濯可。
モバイルバッテリーを使用しますが、仕事で使う手持ちのバッテリーを流用すれば、数千円で入手できます。
電車の中が暑いときは?
電車の中など必要がないときは切ればいいし、そうでもないときはうっすらつけたり、逆に寒いときは高温にセットするなど調整ができるのも便利です。
下に着れば見えない
見た目が気になる人は、上着の下につけてしまえば見えませんし、私はゴルフのプレーやバイクに乗るときなどにも使っていてとても重宝しています。
私が使っているバッテリーは5000~10000mAhですが、温度によっては数時間くらいしかもたないので、バッテリーは予備を1つ持ち歩くようにしています。
(本稿は『仕事と人生を変える 勝間家電』からの編集記事です。本では生産性を爆上げするテクノロジー・家電を、商品名、価格を含め、具体的に紹介しています)







