ドナルド・トランプ米大統領はウクライナに対し、米国が策定した和平案を早期に受け入れるよう求め、苦境に立つウクライナと同国を支援する欧州諸国への態度を硬化させた。欧州側は、和平合意には米国による安全の保証が不可欠だと主張している。トランプ氏は欧州首脳を弱腰と非難し、ウクライナとのいかなる和平交渉でもロシアがカードを握っていると述べた。同氏は8日遅くに米政治ニュースサイトのポリティコとのインタビューで、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「物事を受け入れ始める必要がある」とし、ウクライナは「負けつつある」と述べた。ゼレンスキー氏はこれに先立つ8日、領土をロシアに譲るつもりはないと述べていた。
トランプ氏、ウクライナ「負けつつある」 和平案受け入れを要求
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