人生は思うようにいかないことばかり。
努力しても報われない日もある。
誰にも理解されず孤独を感じる夜もある。
それでも、人は小さな言葉で再び立ち上がることができる。
そんな「人生を豊かにしてくれる言葉」を集めたのが
『自分に自信が持てません 生きづらさがほどける50の言葉』(いれぶん)だ。
あなたの悩みをきっと解決してくれる言葉があるはず。
耳を澄ませて読んでほしい。
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小さなミスでも許せない
小さなミスに敏感に反応してしまうことはありませんか。
「またやってしまった」と心の中で責めてしまう。
人から見れば些細なことでも、自分の中では大きな傷になる。
気づけば「完璧でいなければ」と自分を縛り続けてしまうのです。
完璧を目指す気持ちは、向上心の表れでもあります。その気持ち自体は悪いものではありません。けれど、行きすぎれば自分を苦しめる鎖になります。
大切なのは「十分できている自分」に気づくことです。完璧ではなくても、伝わっていることは必ずあります。完璧でなくても、人を喜ばせている瞬間は必ずあるのです。
わたしもこれに苦しめられました。
上司に提出する資料や、クライアントへの説明資料の作成。必要以上に細部を整えることに時間を奪われ、些細なミスに心を痛めていました。
今となっては、なんて必要のないことに時間を使い、消耗していたのだろうと思います。
思い返してみてください。「失敗した」と思った出来事も、周りから見ればそうでもないことが多い。人はあなたが思うほど他人の細部に注目していません。
むしろ、あなたの何気ない行動が、あなたが気づかぬうちに「助かった」「うれしかった」と誰かにとっての価値になっていることがあるのです。
もし失敗したと感じたら、こう問いかけてみてください。
「それで誰かが大きく困っただろうか?」。多くの場合、答えは「いいえ」でしょう。
自分の基準が厳しすぎるだけなのです。
人は完璧さよりも、誠実さや思いやりを求めています。
欠けた部分を含めた人間らしさにこそ、安心感が宿るのです。
あなたは完璧じゃなくても大丈夫。
むしろ、不完全だからこそ人は共感し、安心できます。
欠けている部分を隠すのではなく、そのまま抱えて進んでいく。
その歩みこそが、あなたへの信頼を育て、本当の強さにつながります。
欠けているからこそ人に寄り添える
それがあなたの価値
※本稿は、『自分に自信が持てません 生きづらさがほどける50の言葉』(いれぶん)より一部を抜粋・」編集したものです。









