YouTubeのサブスクは
元が取れるのか?
定額でサービス受け放題の「サブスク」は便利なしくみですが、あまり利用しないのであれば支払う金額に対して得られる利益が見合わないこともあります。元が取れているのか、数式を立てて考えてみましょう。
[問題]定義して式を立てる
月額1280円で、広告が非表示になるYouTubeサブスクリプション。1日どれくらいYouTubeを見ると、元が取れるのでしょうか?
問題文の説明
YouTubeは、若者から中高年層まで幅広い世代に利用されている動画配信サービスです。いざ動画を再生しようとすると、毎回挟まれる広告にうんざり……。そんな経験、みなさんにもあるのではないでしょうか。
こうした煩わしさから解放されるための選択肢として、「YouTube Premium」という月額1280円の有料プランがあります。これに加入すると、広告の非表示だけでなく、バックグラウンド再生やオフライン再生、さらには音楽ストリーミングサービスも利用できます。
しかし、月額1280円というのは決して安い金額ではありません。とくにオフライン再生や音楽ストリーミングを利用しない人にとっては、ただ「広告が表示されなくなる」ためだけに払うわけで、その価値がどれほどなのか疑問に思うこともあるでしょう。
数字に強くなるために
欠かせない重要な発想
[解説]「元が取れる」とはどういうこと?
そこで考えたいのが、「広告が表示されなくなる」というメリットに対し、「月額1280円」がはたして安いのか、高いのか?つまり、「広告が表示されなくなる」価値はどれくらいなのかを数値で評価し、「月額1280円」と比較する必要があります。
自分が支払う金額に対して、どれくらいのリターンが得られるかは、一概に判断できるものではありません。「広告を見ないですむ快適さは月額3000円の価値がある!」といった客観的な指標があるわけでもなく、人によって価値観は異なります。たとえば、1分程度なら待てるという人もいれば、1秒でも待ちたくないという人もいるでしょう。
しかし、これらの主観的な感覚に思えることでも、数式を立てて計算することで、どれくらい得をしているのか具体的に見積もることは可能です。こうした「立式して考える」という発想は、数字に強くなるために欠かせない重要なステップです。







