YouTubeの広告がどれくらいの頻度で出てくるかに、明確な基準はありません。それぞれの動画を再生するときに1回と、長い動画では途中に広告が挟まれることもあります。動画の投稿主によっては広告動画をつけないという設定にしている人もいます。

 そのため、自分がどれくらいの頻度でYouTubeの広告を見せられているのかを知りたいならば、自分で一度測ってみるとよいと思います。今回はざっくりと、「5分に1回ほどのペースで30秒の広告が流れる」と仮定して計算を進めています。

 時給1200円として、1カ月で考えてみると、式は以下のようになります。

(サブスクリプション料金:月額1280円)≦(時給1200円)×(本来なら広告を見ていたはずの時間)
→(本来なら広告を見ていたはずの時間)≦(月額1280円)÷(時給1200円)

 1280(円)÷1200(円/1時間)=1.06666……(時間)、これを60倍して分に直すと64分となります。つまり、1カ月に広告を見ている時間が64分を越えていれば、「本来なら広告を見ていたはずの時間の価値」がサブスクリプション料金(月額1280円)を上回ったことになり、「元が取れている」といえそうです。

 これを1日あたりに換算すると、64(分)÷31(日)≒2.0(分/日)となり、1日あたり2分ほどの時間、広告が流れればよいということになります。

 1日あたり2分間広告が流れるということは、2(分)÷0.5(分/1回)=4回により、1日あたり4回の広告が流れればよいということになります。

サブスクの損益分岐点が
ロジカルに導き出せた!

 では4回広告が流れるためにはどれくらいYouTubeを視聴すればいいのでしょうか?YouTube広告はアプリを開いて最初に動画をクリックした際には必ず表示されるとしましょう。

図1同書より転載 拡大画像表示