「ビジネス書なのに、なぜか子どもが夢中になっています!」
と話題になっているのが、書籍『もっと!!頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(野村裕之著、ダイヤモンド社刊)だ。Google、Apple、Microsoftといった超一流企業の採用試験でも出題され、“考える力”を鍛える知的トレーニングしても注目される「論理的思考問題」の傑作を紹介している。
前作『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』は2024年の年間ベストセラー4位(ビジネス書単行本/トーハン調べ)になるなど、大きな話題に。シリーズ最新作である本書も、「前作以上に面白い!」「家族みんなで楽しんでます!」と全世代から反響を得ている。この記事では同書から、「先入観を捨てて考えられる人」だけが解ける問題を紹介しよう。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)

「頭のいい子どもたち」が夢中になっている異例のビジネス書で紹介されている問題『2つの砂時計』とは?イラスト:ハザマチヒロ

先入観を捨てて考えられるか?

 私たちがすでに持っている「常識」という先入観も、ときに思考の妨げになります。

 次の問題、自分の先入観を疑って、正解を導けるでしょうか。

「2つの砂時計」

2つの砂時計がある。

1つは5分用。
もう1つは8分用。

この2つの砂時計を用いて、9分を計るにはどうすればいいだろう?

「頭のいい子どもたち」が夢中になっている異例のビジネス書で紹介されている問題『2つの砂時計』とは?

イラスト:ハザマチヒロ
――『もっと!!頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(88ページ)より

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