生産性のプロ、元マッキンゼーの勝間和代が、「家電(テクノロジー)」にはまった。そこで本連載では、家電歴40年、2000以上の家電を自腹で試した勝間和代氏による本、『仕事と人生を変える 勝間家電』の中から、家電(テクノロジー)を使って生産性を上げ自分の時間を取り戻す方法を紹介する。(構成/ダイヤモンド社・石塚理恵子)

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エアコンは「三菱」「ダイキン」「日立」
エアコンは長時間、長期間使うものなので、コストのみならず、蓄積された技術も含めてできるだけ技術力が高いメーカーのものを買うべきでしょう。
エアコンに関しても、メーカーごとに意外と性能差が大きい上に、故障率が違うので、私は可能な限りダイキンを選ぶようにしています。
ダイキンが選べない場合は「三菱」か「日立」です。
エアコンは「専業メーカー」を選ぶべし
シャープやパナソニックといった弱電メーカー系もたしかにエアコンを作っていますが、故障率や耐久性を考えるとダイキンや、重電メーカー系の三菱、日立の方が一日の長があります。
量販店の店頭に行くと、どうしても弱電メーカー系のエアコンの方が安いので、ついついそちらに飛びつきたくなりますが、故障が多かったり、うまく冷えなかったり暖まらなかったりと、私の経験的にはいろいろなトラブルが起きたので、それであれば初めから何割か高くても、ここはダイキンを筆頭としたコンプレッサーや室外機の性能のよさ、長年の技術蓄積によるノウハウが蓄積されたメーカーを選ぶ方がおすすめです。
オイルヒーターはどうか?
暖房に関しては、セラミックファンヒーターや空気が汚れないオイルヒーター(デロンギなど)もつい使いたくなりますが、エアコンに比べると効率が悪いことは覚悟すべきです。
エアコンは冷媒を使って熱交換する仕組み(ヒートポンプ技術)で、効率的に外気と室内の間の熱を移動させることができますが、セラミックファンヒーターやオイルヒーターは、間接的に空気そのものを電気などで暖める少し古い技術。
そのためランニングコストがとてつもなく高いのです。
木造住宅には向いていない
ちなみにオイルヒーターは日本に多い木造住宅や、隙間風の多い住宅にはあまり向いていません。
オイルヒーターは温めたオイルを放熱して部屋を暖めるため、暖まるまでに時間がかかる上に、断熱性の低い建物では暖気が逃げやすく、冷気が入りやすいため暖房効率が悪くなります。
ですからこういう場合は、多少最初に高い費用が必要でも、実はエアコンを設置するのがおすすめです。
足元だけはセラミックファンヒーター
ただ私は、足元だけをちょっと温めるときはセラミックファンヒーターを使っています。
エアコンは室内全体を暖めますが、暖房の際はどうしても暖かい空気が上にいきがちなので、着替えのときさっと暖めてすぐに止めたいときや、足元だけをスポットで温めたいときは、小さなセラミックファンヒーターが便利なのです。
(本稿は『仕事と人生を変える 勝間家電』からの編集記事です。本では生産性を爆上げするテクノロジー・家電を、商品名、価格を含め、具体的に紹介しています)







