同じくIMDが発表している2024年のデジタル競争力ランキングでも、デンマークは3位に位置しています。日本は31位です。
国の大きさは違えど、世界で一番古い君主国である日本と、二番目に古い君主国であるデンマークという、両国とも、悠久の歴史を持つ国として共通項は多い。でも、このようにデンマークと日本で決定的に違うこともいくつかあるのです。
幸福度ランキングが世界上位の常連である理由
デンマークといえば、世界幸福度ランキングで名前を聞いた、という方も多いのではないでしょうか。2025年の同ランキングでも、デンマークはフィンランドに次いで2位となっています。10年以上にわたり、常にランキングで上位にいる、幸福度の高い国です。
日本は残念ながら2025年は前年の51位から55位に順位を下げています。
デンマーク人は、なぜそれほど幸福度が高いのでしょうか?
その原点はデンマーク流教育にある
2001年に私が初めてデンマークを訪れた時に驚いたことのひとつは、子どもや若者たちが楽しそうに遊びに没頭している姿でした。
小さな子どもも、ティーンエージャーも、若者も、塾に行くこともなく、夏休みの宿題に追われることもなく、お稽古ごとで忙しすぎることもなく、自由に、いま持てる時間を最大限に使って、仲間たちや家族と楽しそうに遊びまくっていました。まるで、私が幼かった頃のように。
私も、日本の神奈川県で生まれ、小さな頃から海や山や川で、友達と思う存分遊び、いろんな冒険をして育ちました。そんな光景が、21世紀の、先進国のひとつであるデンマークで見られたことが、本当に嬉しい驚きでした。
そうなんです。デンマークには、生徒同士で成績を争う競争も、受験も、塾も、毎日の大量の宿題も夏休みの宿題もないのです。好きなことをする時間が、たっぷりあります。
これは大人も同じです。仕事や出世競争に明け暮れることなく、フルタイムでも週の労働時間は37時間。残業はなく、有給休暇も年に5~6週間は取るのが当たり前。家族や友人との時間、趣味の時間、休息の時間もバランスよく取りながら、それぞれが自分の人生を楽しんで生きています。







