日経平均が最高値を更新している。だが、投資戦略について、どう攻め、どう守っていったらいいのか。
そんな迷いを一掃する話題書がある。「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書」と絶賛されている『JUST KEEP BUYING』の待望の続編『THE WEALTH LADDER 富の階段』だ。今回は、令和の破壊的ベストセラー『お金の大学』両学長にも「資産形成の最適解は、収入・資産レベルごとに違う。今の私の最適解を教えてくれる唯一無二の本」と大絶賛されている『THE WEALTH LADDER ウェルス・ラダー』について、ライターの照宮遼子氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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同じように働いているのに差がつく理由
同期の飲み会で近況を話していたら、
ある同期の資産額が自分の1.5倍になっていたことを知り、
思わず驚いた。
残業を必死にしているわけではなく、
むしろ減らしているらしい。
副業か? とも思ったが違うという。
「投資の勉強を始めて、投資の収益が伸びてきたんだ」
同期の口から出たのは、思いもよらない言葉だった。
同じようなスタート地点にいたはずなのに、
気づけば大きな差がついている。
真面目に働き、新NISAもやっている。
やるべきことはやっていたつもりだった。
なのに、なぜこんなに差がつくのか。
そんな疑問を抱えている人は、少なくないようだ。
大きな転換点が訪れる!
名著『JUST KEEP BUYING』の続編で、14か国以上で翻訳されている『THE WEALTH LADDER 富の階段』の著者ニック・マジューリはこう述べている。
これまでのように働いて収入を増やすことより、
投資戦略を変えることで
最大の資産形成効果を求めていくべきなのだ。
――『THE WEALTH LADDER 富の階段』(P.199)より
本書によると、
資産がある一定額に達すると、
「働く」から「投資へ」と重点を移す
大きな転換点が訪れるという。
それまでは、収入を増やし、
その一部を貯蓄や投資することで
資産は着実に増えていく。
しかし、資産が一定規模になると、
働いて稼ぐ額よりも、
投資ポートフォリオが生み出す収益のほうが
大きくなる可能性が出てくる。
つまり、この段階では
「残業を増やす」「副業を始める」といった
労働時間の増加よりも、
投資そのものに時間とエネルギーを注ぐほうが、
資産形成への効果が大きいのだ。
「3流」「2流」が気づいていない、
「1流」のコツ
資産目標に到達したいとき、
3流は「残業する」、
2流は「毎月の積立額を増やす」。
そして、1流は「投資戦略を変える」のだ。
3流も2流も間違いではないが、
ある段階を超えると、効率が悪くなる。
1流が違うのは、
エネルギーの使い方にある。
労働時間や積立額を増やすのではなく、
投資そのものに時間を使う。
エネルギーの使い方を、
「もっと働く」から「投資で増やす」に移していくのだ。
本書を読んで気づいたのは、
「何に力を注ぐか」の優先順位は、
資産額に応じて変化するということだ。
昨日までの正解を、
今日も続けることが最大のリスクになる。
この切り替えができるかどうかが、
次のステージへの転機になるということなのだ。
(本稿は、『THE WEALTH LADDER 富の階段』に関する特別投稿です。)



