電気・水道・ガスをすぐ止めるのはNG? 家族が亡くなったときの“正しい順番”とは?
大切な人を亡くした後、残された家族には、膨大な量の手続が待っています。しかも「いつかやろう」と放置すると、過料(行政罰)が生じるケースもあり、要注意です。本連載の著者は、相続専門税理士の橘慶太氏。相続の相談実績は5000人を超え、現場を知り尽くしたプロフェッショナルです。このたび、最新の法改正に合わせた『ぶっちゃけ相続「手続大全」【増補改訂版】』が刊行されます。本書から一部を抜粋し、ご紹介します。
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家族が亡くなったら、電気・水道・ガスはすぐ止めていい?
本日は「身近な人が亡くなった後の手続」についてお話しします。年末年始、相続について家族で話し合った方も多いかと思います。ぜひ参考にしてください。
公共料金は、ご家族が亡くなられた後、誰も使わないなら解約をし、残されたご家族が使うなら契約者変更手続が必要になります。期限はありませんが、口座が凍結して料金が支払えない事態も起こりえますので、相続開始後、なるべく早く手続をしましょう。
各手続は、基本的には電話で行いますが、インターネットから行える場合もありますので、事前にホームページで確認しましょう。各インフラの契約者変更には、料金支払口座の変更が必要になります。
解約する場合は、解約したい旨を伝えると、後日、未精算料金の請求書が送られてきますので、それを支払い、手続完了です。
水道については、水道料金の利用明細に連絡先やお客様番号が書かれていますので、そちらの電話番号に連絡をしましょう。
ガスは立ち合いが必要になることも!
毎月届く利用明細などに記載された電話番号に連絡をしましょう。なお、解約の際には閉栓作業に立ち会いが必要になることもあるので、遠方にお住まいの方が手続をする際は日程調整に注意しましょう。
電気はすぐ止めない! その理由は?
水道、ガスと同様に、利用明細などに記載された電話番号に連絡をしましょう。故人が1人暮らしの場合、先に電気の解約をしてしまうと暗い部屋で後片付けなどをすることになります。解約は後片付けが終わってからがオススメです。
(本原稿は『ぶっちゃけ相続「手続大全」【増補改訂版】』の一部抜粋・加筆を行ったものです)








