ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が権力の座から追われた後、同国指導部の有力者たちは米政府との関係改善を示唆し始めた。デルシー・ロドリゲス暫定大統領は14日、400人の政治犯が釈放されると述べた。その数日前には、反米姿勢で知られるディオスダド・カベジョ内務・法務相が米国との外交関係再開への支持を表明した。さらに、形骸化した議会の指導者は米国への平和の意思表示を公然と呼びかけた。ロドリゲス氏は政治犯釈放の発表時に「メッセージは極めて明確だ」とし、「ベネズエラは、相違点があっても理解を可能にする新たな政治的局面に入りつつある」と述べた。マドゥロ氏が1月3日未明に米軍特殊部隊による急襲で政権から追放された後も、ベネズエラの政権は残存している。だがこの政権は、同国の新指導者を称賛するドナルド・トランプ米大統領からの脅しと懐柔策が入り交じった状況に直面し、新たな政治的現実に適応しようと最善を尽くしている。
ベネズエラ政権の2つの顔、米国にほほ笑み国内ではけん制
マドゥロ氏追放後、ベネズエラ指導部は対米姿勢を軟化させる一方、反米発言も続いている
特集
あなたにおすすめ







