インテリアもかなり変わった

 インテリアの写真を見て驚いたのは、BMWを象徴する「カーブドディスプレイ」が廃止されていること。

 iX3には新たなシステムである「BMW パノラミック iDrive」が搭載されています。必要な情報はフロントウインドウ下部のナノ・コーティングが施された黒色部分に投影されます。スピードなどの重要な情報はウインドウ左側に投影され、ウインドウ中央と右側に投影される情報はドライバーが自由にカスタムできるとのこと。

 そして搭載されるシステムは多彩なカスタマイズ範囲、知的なドライバーアシスト、さまざまなデジタル機能を併せ持つ、新開発の「BMWオペレーティング・システムX」になります。このシステムでは音楽配信アプリやゲームはもちろん、動画配信プラットフォームなどのエンターテインメントも楽しめるのだそう。

4WDシステムは前後のモーターで4輪を駆動するシステム4WDシステムは前後のモーターで4輪を駆動するシステム(広報写真)

 BEVプラットフォームは第6世代のテクノロジーが搭載されます。800V直流急速充電ステーションを利用すれば、350km以上も走行できるエネルギーをわずか10分で充電でき、満充電だと航続距離は800kmに。

 搭載される自動運転のためのコンピュータは、従来のものと比較して20倍の処理速度を誇るとのこと。たとえばブレーキを軽く踏んだだけではアクティブ・クルーズ・コントロール・システムが解除されず、強くブレーキを踏んだときだけ解除されるようになっているそう。そして高速道路に入った瞬間から出る瞬間までクルマがドライバーをサポートして、ステアリング・ホイールから長時間手を放すことができるなど、ドライバーの意図をより正確に検出して実行できるようになっているそうです。

 iX3は2025年後半から量産がスタートしていて、日本には今年夏以降の導入が予定されています。日本に導入されたら、iX3にも試乗してインポーターインタビューをお届けしたいですね。

(AD高橋)