緩和が目立つ「日大藤沢」と「湘南学園」

 2科・4科のオーソドックスな入試を3回行い、40人・30人・20人を募集する森村学園(横浜市緑区)は、入試回によって志望者数の増減が大きく分かれる。いずれもDランクだ。1月30日まで出願を受け付ける1日[1回](男子65人・2.3倍、女子76人・2.1倍)は、Eランクから上がった男子が1割増、女子は1割半増と上向いている。2日[2回](男子97人・4倍、80人・2.7倍)は男子が微増なのに対して女子は2割半減少している。サンデーショックで横浜共立[A方式]が2日に移動した影響もあるのだろうか。4日[3回](男子80人・6.2倍、女子68人・4.9倍)は男子1割と女子2割半それぞれ減少している。 

 Dランクの公文国際学園(横浜市戸塚区)の志望者数は、男子増加と女子減少にはっきり分かれた。23日に出願が締め切られる2科の1日[A](男子118人・1.7倍、女子155人・1.9倍)は、40人を募集する「国語・算数」と70人を募集する「国語・数学、国語・英語、数学・英語」のいずれかと自己推薦書というユニークな設定だ。志望者数は男子が3割半増、女子はほぼ半減している。4科で40人募集の3日[B](男子53人・2.5倍、女子59人・3倍)は、Eランクの男子が2割弱増、Fランクの女子が4割半減と大きく緩和している。

 3つの入試回で約80人を募集するEランクの日本大学藤沢(藤沢市)は、全体的に緩和傾向にある。30日12時に出願が締め切られた4科の1日[1回](男子129人・3倍、女子90人・2.2倍)が男子1割半減で女子2割半減と緩和傾向にあるのは、24年(男子76人・1.4倍、女子77人・1.4倍)から大きく25年に受験生が増えたことへの反動と見られる。他の入試回も同様で、2科の2日午後[2回](男子232人・5.2倍、女子113人・3.1倍)は男子が前年並みで女子は1割半減、4科の4日[3回](男子98人・8.2倍、女子57人・5.7倍)は男子が微増で女子は2割半減となっている。

 湘南学園(藤沢市)もすべてEランクで、やはり全体的に大きく志望者数を減らしている。35人を募集する2科・4科の1日[A日程](男子62人・2.3倍、女子50人・2.5倍)の出願は31日いっぱいとなる。志望者数は男子が減少傾向、女子は3割強減らしている。出願が一足早く27日で締め切られる1日午後[湘南学園ESD](男子21人・2.6倍、女子25人・2.3倍)は、事前に動画の提出を求めて記述・論述とグループワークで15人程度を選考するが、男子は3割半減、女子は5割減と大きく緩和しており、少数での競い合いになりそうだ。

 最も多くの受験生が集まる2科・4科の2日[B日程](男子133人・3.6倍、女子71人・3.2倍)は、男子1割強減、女子5割半減と女子の落ち込み方がより激しい。2科の3日[C日程](男子95人・3.7倍、女子42人・4.2倍)は男子微減と女子1割弱増となっている。4日午後[D日程](男子104人・6.1倍、女子38人・6.3倍)は男子1割半で女子3割弱のそれぞれ減少となっている。