隔年現象が見られる「桐蔭」「関東学院」

 神奈川の中堅校では珍しく、ほとんどの入試回で志望者数が増加傾向にある桐蔭学園中等教育学校(横浜市青葉区)。24年から25年に緩和、その反動での上昇と見られる。1日[1回午前]では男女各35人を募集する。Dランクの「4科」(男子96人・2.2倍、67人・1.8倍)は男子が2割弱、女子が1割強それぞれ増加している。9時10分には入試が終了する総合思考力問題の「探究型(みらとび)」(男子11人・3.7倍、女子19人・1.6倍)の予想は控えたい。

 2科で男女各35人を募集する1日午後[1回午後](男子220人・1.7倍、女子127人・1.6倍)は、Dランクの男子が1割半増、CからDランクに下がった女子が3割半増とこちらも調子がいい。やはり男女各35人募集の2日午後[2回午後]はいずれもCランクで、うち約20人の特別奨学生選抜を行う。「2科」(男子128人・2倍、女子91人・1.6倍)は男女共に1割半強の増加、英検3級以上程度の英語検定資格保有者が対象となる「グローバル」(28人・2.6倍、19人・1.6倍)は大きく上昇傾向にある。Dランクで2科・4科の5日[3回](男子74人・4.9倍、女子40人・2.5倍)は男子1割弱減で女子微減と、この回はいささか弱含みである。 

 関東学院(横浜市南区)は全体的に弱含みである。Eランクの1日[一期A](男子139人・3.3倍、女子71人・3.4倍)は4科で50人を募集しているが、志望者数は男子2割弱、女子微減となっている。2科で65人募集の1日午後[一期B](男子442人・2倍、女子153人・2.6倍)はDランクで、男女共に2割弱減と緩和している。24年(男子378人・2倍、女子139人・2.4倍)から大きく受験者数を増やしたことへの反動だろうか。 

 4科で65人を募集する3日[一期C](男子230人・3.6倍、女子89人・3.3倍)はEからDランクに上がったものの、男女共に微減となっている。Dランクで2科の5日[二期](男子214人・9.3倍、女子71人・14.2倍)は男女共に減少傾向で、いささか緩和しそうだ。

 Dランクが主体の日本大学(横浜市港北区)には、出願時に選択するAF(アカデミックフロンティア)とGL(グローバルリーダーズ)という2つのコースがある。入試問題は同一で、双方にスライド合格するため注意が必要だ。

 1日午前と午後の入試回は、31日9時で出願が締め切られる。90人を募集する1日[A-1日程]から見ていこう。志望者数がごく少ないため予想は控えるが、「適性検査型AF」(男子83人・2倍、女子71人・2倍)と「適性検査型GL」(男子21人・3倍、女子30人・1.8倍)はランクがつかない。EからDランクに上がった「4科AF」(男子96人・3倍、女子61人・2.4倍)と「4科GL」(男子29人・2.1倍、女子22人・1.7倍)はそれぞれ、男子2割増と女子1割減、男子2割増と女子2割減と、男女で勢いが分かれた。

 1日午後[A-2日程]は、「2科AF」(男子216人・2.4倍、女子114人・2.7倍)はDランクの男子は前年並み、CからDランクに下がった女子は1割半増となっており、「2科GL」(男子69人・2.4倍、女子55人・2.4倍)はいずれもCからDランクに下がり、男子は1割増、女子は2割半減と分かれている。

 いずれもDランクの2日午後[B日程]は、「2科AF」(男子156人・4.9倍、79人・4.9倍)が男子微増で女子4割弱増、「2科GL」(男子43人・2.9倍、女子25人・5倍)が男子1割半減で女子1割減となっており、全体的に弱含みである。やはりDランクの5日[C日程]は「4科AF」(男子119人・7.4倍、女子70人・23.3倍)が男子微減で、合格者が3人だけだった女子は2割減となっている。「4科GL」(男子32人・5.3倍、女子20人・5倍)は男子2割半増で女子微減と分かれている。