「うわ…全部やってた」“なめられる成功者”が無意識にやっている3つのNG行動写真はイメージです Photo:PIXTA

成功したら、妬まれる――これは、避けようのない現実です。しかし、同じように成果を出していても、妬まれて足を引っ張られる人と、そうでない人がいます。なぜ違いが生まれるのでしょうか。本記事では、成功した瞬間から人間関係に起こる変化を、「関係性の設計」という視点から解き明かします。(ジェラシー研究家・メンタル心理カウンセラー 清川永里子)

成功した瞬間から、周囲の態度は必ず変わる

 成功した瞬間から、周囲の態度が変わったと感じたことはないでしょうか。

 評価はされているはずなのに、以前のような素直な応援が減り、言葉の端々や距離感に、微妙な違和感を覚えるようになる。それは、決して気のせいではないでしょう。実は、自身が感じる不可解な変化の背景には、相手の「妬み」という感情が深く関係しています。

「成功したら、妬まれる」

 これは人間関係の構造として、ほぼ例外なく起こる現象です。

 ただ重要なのは、妬まれること自体ではありません。成功したときに、実際に足を引っ張られるかどうかは、その妬みが攻撃へと変わるかどうかにかかっています。妬みが周囲の人たちの気持ちの内側に留まっているうちは問題にならないのですが、それが外に向いたとき、はじめて「足を引っ張られる」という現象が起こるのです。

あなたの「美学」が、知らぬ間に妬みを生んでいる

 多くの人は、自分がどれほどもがき、どれほど努力を積み重ねてきたかを、あえて語ろうとはしません。苦労を表に出さず、結果だけを淡々と示すことを、美徳としてきた人も多いでしょう。

 しかし、その美学は、ときに周囲の認知を大きく歪ませます。なぜなら努力の過程が見えない成功は、

「苦労せずに手に入れた」
「運が良かっただけ」
「本来は別の人が得るべきポジションだった」

 といった解釈を生みやすくなるからです。

 こうした誤った認知が積み重なると、心の中に不公平感が生まれ、妬みへと姿を変えていきます。

 しかし、妬みが誰にでも向けられるわけではありません。