あなたは、「仕事ができるようになりたい」と思ったことがありますか?
でも、「仕事ができる」とはいったい何を指すのでしょう。
プレゼンがうまいこと? 英語がペラペラなこと? AIを駆使すること?
……残念ながら、これらはすべて「仕事ができる人」の条件ではありません。
では、何をすれば「仕事ができる人」になれるのでしょうか?
3万人を分析して「できる人側」になる絶対ルールをまとめた書籍『仕事ができる人の頭のなか』(木暮太一著)より一部を抜粋・編集して公開します。
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突然ですが、問題です。
あなたは、仕事では「電話よりメールのほうが効率がいい」と思っています。
しかしある日、同僚から「電話のほうが早いし、電話にしなよ」と言われました。
あなたはなんと答えますか?
仕事ができる人は「対立しない」
仕事ができる人は「対立しない力」があります。
仕事ができる人が対立を解消できるのは、その人たちが精神的に大人だからではありません。
嫌なことがあっても我慢する精神力があるから、対立を解消できるわけではないのです。
お互いの立場があり、お互いの事情が違うので意見が合わないことがあっても仕方がないです。しかし、仕事ができる人はそれでも対立せず、相手に頼ることができます。
感情的に少し波立っていても、それを抑える方法を知っています。
そもそも対立するのは、お互いに考えていることが違うからです。これを「価値観が違う」と表現するケースが多いですが、それでは言葉としてあいまいです。
違うのは価値観ではなく「べき論」です。
自分が「こうするべき」と思っていることを相手がやらないからイラつくんです。
自分が「正義」だと思っているものも、相手はそう思っていないケースはよくあります。立場が変われば「正義」も変わりますので、どちらが正しいとも言えません。
こちらが相手に「こうするべきだ!」と強く主張しても、そもそも相手はそう思っていません。だからやりません。
そもそも、もしかしたらこちらが間違っている可能性もあります。つまり、ぼくらは勝手に自分の考えを相手に押し付けて、勝手に怒っている可能性があるわけですね。



