資産家の富裕層が考える
人生とおカネの使い方

――『Die with Zero』(ビル・パーキンス著)という本があります。おカネを使い切って資産をゼロにして死ぬことを目指す生き方を勧めている本ですが、どう思いますか?2人はおカネ持ちですが、決して若くはありません。人生とおカネについてどのように考えますか。

桐谷 日本では「終活」というのが流行っていますけど、自分はその考えはしたことがありません。毎年5000万円くらいずつ資産が増えるので、本当はおカネを使いたい。けれど、家賃と光熱費以外は優待でまかなっていると公言しているので、隠れてごちそうを食べていたらマズイでしょう(笑)

ロジャーズ 私は妻と子どもたちのためにおカネを残したいと思っているので、自分が死ぬときに資産をゼロにしたくはありません。しかし、子どもにおカネを残しすぎると、その子のためになりません。

 若い人におカネをたくさんあげることは良くない。子どもたちは自分の力で稼ぐ方法や投資を学んだほうがいいのです。まあ、言うのは簡単ですが、ほとんどの人はできません。みんな子どもが可愛いですから。

桐谷 自分は独身で、妻子がおりませんので、このまま資産が増えていっても引き渡す人がいません。できれば少しずつ使っていきたいと思うのですが「株主優待で暮らしています」と言っているので、使えないんです。株主優待で暮らしているっていうセリフを、やめなきゃいかんなと思っているところです(笑)

共通する健康の秘訣は
自転車!?

桐谷 ロジャーズさんは平均寿命を超えるほどご高齢ですが、非常にお元気ですね。健康の秘訣とか、長生きするために何かやっていますか?

ロジャーズ 運動して、正しい食生活を心がけています。健康で長生きするスペシャルな策を知っていたら、私はもっと大金持ちになっていると思いますね(笑) そうそう、私も自宅の庭にエアロバイクを置いていて、こいでいますよ!

桐谷 お好きな食べ物は何でしょうか?

ロジャーズ やっぱり日本のウナギですね!