ゲーム感覚で防犯意識を育む「ぼうはんスコア」と称号システム
防犯マスターの大きな特徴は、ゲーミフィケーション、つまりゲーム的な手法を全面的に取り入れた点にある。アプリ内では随所で防犯クイズが出題され、それに正解すれば「ぼうはんスコア」がプラスされるが、間違えるとマイナスされてしまう。そして、最終スコアに応じて、相応しい称号が手に入る仕組みは、特に小学生の学習意欲を高める工夫といえるだろう。また、クイズの合間にはミニゲームも用意され、飽きさせないための工夫が凝らされている。
さらに踏み込んだ機能として、不審者に遭遇した後の対応も用意され、警官から不審者の特徴について事情聴取される場面もある。これは、万が一の事態が起きた際、子供がパニックにならずに「何を見たか」を正確に伝えるための訓練になるだろう。各ステージの終了後には重要な防犯ポイントの復習も行われ、知識を定着させることが重視されている。
街に出かける前には持ち物点検があり、必要なものを見つけ出すことで「防犯スコア」が加算される
警官による事情聴取では、うっかりすると、大人でも記憶違いから間違った選択をしてしまう可能性がある
セッションの終わりには「防犯スコア」の集計が行われ、それに応じて称号が決まる。子どもならば高得点を出すために、何度も使ってくれそうだ
オフライン仕様でプライバシーにも配慮、親子で学べる防犯教育ツール
なお、防犯マスターはプレイ中に通信が発生しない「オフライン仕様」のアプリになっている。これは、プライバシーの漏洩やネット犯罪に巻き込まれにくくするための配慮でもあるが、アプリのインストール時以外には通信費がかからないため、費用を心配することなく子どもに学習させることができる。
こうしたツールを利用して幼少期から「防犯の目」を養うことは、将来にわたってデジタル自衛を行なっていくための基礎にもつながる。その意味でも、防犯マスターは親子で「防犯」について考え、語り合うきっかけを作る良い機会を与えてくれるに違いない。







