iOS版とAndroid版の違い、留守番電話の文字起こし機能と併用も
ちなみに、スマートフォンのOS(iOSとAndroid)の仕様上の制約により、「国際電話ブロックシステム」には機能の範囲や挙動に以下のような違いがある。
(1)ブロックできる範囲と制御の強さ
Android版:非常に強力かつ「包括的」な制御が可能。犯行に利用された番号や国際電話番号に対して、着信だけでなく「発信」も自動ブロックし、誤って電話をかけてしまう事故も防げる。
iOS版:警察が把握した番号の着信はブロックできるが、発信のブロック機能はサポートされておらず、被害の抑止は、iOS標準機能の「不明な発信者を消音」と組み合わせた運用が前提となっている。
(2)着信履歴と連絡先の扱い
Android版:ブロックした番号の着信履歴を自動で削除する機能がある。また、連絡先に登録されている番号をブロック対象から外す設定も可能。
iOS版:システムの仕様上、受信ブロックした番号の着信履歴が残る。そのため、(実際の頻度は低いとしても、高齢者などが)後から履歴を見て折り返し電話をかけてしまうリスクがある。
(3)運用上の注意点
Android版:他の迷惑電話対策サービスとは併用できない。
iOS版:「不明な発信者を消音」機能は、未登録の電話番号からの着信が一律サイレント化されるため、病院や学校、役所など重要と思える連絡先の登録をしっかり行っておくことが必要。ただし、この機能と、iOS 18以降で実現された留守電のリアルタイム日本語文字起こしを併用すれば、電話に出なくても内容の確認が可能なので、万が一、連絡先未登録でも、折り返しの電話をかけるかどうかの判断をつけることができる。Androidの場合も、機種やキャリアによっては留守電の文字起こしが可能な場合がある。
Android版:非常に強力かつ「包括的」な制御が可能。犯行に利用された番号や国際電話番号に対して、着信だけでなく「発信」も自動ブロックし、誤って電話をかけてしまう事故も防げる。
iOS版:警察が把握した番号の着信はブロックできるが、発信のブロック機能はサポートされておらず、被害の抑止は、iOS標準機能の「不明な発信者を消音」と組み合わせた運用が前提となっている。
(2)着信履歴と連絡先の扱い
Android版:ブロックした番号の着信履歴を自動で削除する機能がある。また、連絡先に登録されている番号をブロック対象から外す設定も可能。
iOS版:システムの仕様上、受信ブロックした番号の着信履歴が残る。そのため、(実際の頻度は低いとしても、高齢者などが)後から履歴を見て折り返し電話をかけてしまうリスクがある。
(3)運用上の注意点
Android版:他の迷惑電話対策サービスとは併用できない。
iOS版:「不明な発信者を消音」機能は、未登録の電話番号からの着信が一律サイレント化されるため、病院や学校、役所など重要と思える連絡先の登録をしっかり行っておくことが必要。ただし、この機能と、iOS 18以降で実現された留守電のリアルタイム日本語文字起こしを併用すれば、電話に出なくても内容の確認が可能なので、万が一、連絡先未登録でも、折り返しの電話をかけるかどうかの判断をつけることができる。Androidの場合も、機種やキャリアによっては留守電の文字起こしが可能な場合がある。
デジポリス自体は、どの都道府県でも利用可能だが、提供者が警視庁ということで、「犯罪情報マップ」や最新の詐欺情報は、管轄区域の東京都下のものに限られている。しかし、同様の機能を他の道府県対象にも広げてほしいという声が寄せられており、今後の広域連携に期待したい。
また、「アプリから即座に通報できる機能」を望む声も聞かれる。確かにあれば有効と思える半面、いたずら目的の通報をどう防止するかという課題があり、実現はなかなか難しそうだ。なお、防犯ブザーを鳴らした際にメールを自動送信するアドレスを3つまで設定することはできるので、危ない目に遭っていることを家族や知人に知らせられるようにはなっている。
このように改善の余地はあるものの、公的機関である警視庁が提供するデジポリスは、データ収集が行われないなどプライバシー面にも配慮されており、意識せずに特殊詐欺などに対する防衛策を実行できるアプリとして推奨したい。







