恋愛で「すぐ冷める人」と「長続きする人」を分ける、脳内物質の決定的な違い
誰にでも、悩みや不安は尽きないもの。とくに寝る前、ふと嫌な出来事を思い出して眠れなくなることはありませんか。そんなときに心の支えになるのが、累計33万部を突破した人気シリーズの原点、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)です。ゲイであることのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症――深い苦しみを経てたどり着いた、自分らしさに裏打ちされた説得力ある言葉の数々。心が沈んだとき、そっと寄り添い、優しい言葉で気持ちを軽くしてくれる“言葉の精神安定剤”。読めばスッと気分が晴れ、今日一日を少しラクに過ごせるはずです。

【精神科医が教える】恋愛において最も重要なこと…男女の距離感で疲弊しないためのコツPhoto: Adobe Stock

恋愛・人間関係における
「距離感」の正体

「男女の距離感」「恋愛における適度な距離」について、正解はあるのでしょうか? 結論から言えば、万人に共通する特定の距離感というものは存在しません距離感というのは、非常に「ケースバイケース」なものです。

人によって違う:親友のような関係から恋愛に発展したい人もいれば、ある程度の緊張感を保ちたい人もいます。
ステージによって変わる:知り合った当初の距離感と、長く付き合って「家族」や「きょうだい」のようになった時の距離感は当然異なります。

したがって、「これが正しい男女の距離感である」という定義を求めること自体が、実はあまり意味をなさないのかもしれません。

誤解を招いたときの
「他責」に対する考え方

異性の友人と親しくしていたら、その友人を好きな人から「付き合っていると勘違いした。紛らわしいあなたが悪い」と責められた。このような理不尽な状況に遭遇することがあります。

しかし、これは気にする必要はありません。相手の言い分は、「チャンスを逃したことへの八つ当たり」に過ぎないからです。本来、本当に付き合っているかどうかが重要であれば、勝手に判断せずに「二人は付き合っているの?」と確認すれば済む話です。

それを遠慮して聞けなかったのは相手の事情であり、勝手に勘違いをして勝手に怒っているだけと言えます。もし周囲の目が気になるようであれば、「私と彼はただの友達だから誤解しないでね」「もし彼のことが好きなら、アタックしてみたら?」と、オープンに公言しておくことで、余計なトラブルは防げるでしょう。

ドーパミン的恋愛と
セロトニン的恋愛

距離感の心地よさは、その人が恋愛に何を求めているかによって大きく二つに分かれます。

ドーパミン的(刺激)タイプ:ある程度の距離があることで燃え上がるタイプ。「よく知らないけれど、うまくいきそうな過程」を楽しむ。近づきすぎると冷めてしまうことがある。
セロトニン的(安心)タイプ:一緒にいて幸せや安心を感じたいタイプ。一刻も早く家族のような絆や近さを求める。

このタイプが異なる人同士(例えば、距離を置きたい人と、ベタベタしたい人)が付き合うと、どうしても無理が生じがちです。

「好かれたい」よりも
「自分らしく」あること

恋愛において最も重要なのは、「無理をして相手に合わせない」ということです。相手に嫌われたくないあまり、本当はもっと近づきたいのにあえて距離を置いたり、逆につきまとったりと、自分の本心と違う行動をとるとどうなるでしょうか?

結局はどこかで歪みが生じ、喧嘩が増え、関係は破綻します。自分が不快な思いをしてまで相手に合わせても、恋愛は長く続きません。

恋愛を長続きさせる秘訣

相手に好かれたいという気持ちを極力抑え、「自分はどうしたいか」を明確に打ち出すこと。「私はこういう人間です」と提示した上で、お互いに調整ができる相手とつながること。

自分の快適な距離感を大切にし、それを相手に伝えた上で、お互いに心地よい着地点を見つけられる相手こそが、本当に相性の良いパートナーと言えるでしょう。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。