文章構築は、「(1)情報収集(2)情報分析(3)企画(4)制作(文章作成)」の手順を踏み、「書く前に、書くことを90%終わらせます」(下図参照)。

図表:文章作成のフレームワーク同書より転載 拡大画像表示

 そこに嘘はありません。情報文章の執筆作業は、このフローで劇的に改善され、本当に書き始めやすくなります。

「何の情報を、なぜ、どのように、書く」。これらの情報を順番に整理すること自体が「文章作成」そのものであり、文章執筆をスムーズに始める唯一のコツなのです。

マクロの話から始めるのが
わかりやすい文章作りの作法

 ですが、問題はまだ残ります。最後の「(4)制作(文章作成)」で生み出されるアウトプットを、きれいに、わかりやすくしなくてはならない。それはそれできちんとしたお作法が必要なのです。

 繰り返しますが、我々は天才作家でも詩人でもありません。名文が天から降ってくることなどないわけですから、書くべき文章を「わかりやすくする」ための作法はしっかりと学んでおくべきでしょう。

 ということで、まずひとつ、わかりやすい文章を作成するコツを伝授します。大切なのは、マクロからミクロを意識すること。これです。

「マクロからミクロへ」とは、つまり「大視点」から「小視点」への変化を意識する、ということです。なぜ、そうすることでわかりやすくなるのでしょう。

 それは大視点と小視点の関連が、「因果関係」を示す場合が多いからです。

「大→小」の流れの文章は、「原因→結果」となっているケースが多く、その順番を整えるだけで、文章がすっきり理解しやすいものになります。