因果関係が見えづらい
下手な文章の見本

【悪い書き方】私たちは、実効的なプロンプトの書き方を学ばねばならない。生成AIによる文章作成が大きな注目を浴びているからだ。社内でも広報部や宣伝部が、色々な文章を作成する必要に迫られ、リソース不足は明らかだ。企業はWebサイトやブログ、SNSに社内報など、ますます多くの文章を用意する必要が大きくなっている。

 この文章、理解しづらくないでしょうか。企画のプレゼンテーションなどで、いきなり超ディテールから話す人が皆さんの周りにもいるはずです。

「新しくSNSを開設することになりましたが、プロフィール画像はトイプードルにします。アカウント名は@daisuki_poodle。なお、このSNSは、当社が消費者とダイレクトにコミュニケーションを取るために運営するものです」。

 この順の説明では、提案の要点がスッと頭に入ってこないのです。

【良い書き方】企業はWebサイトやブログ、SNSに社内報など、ますます多くの文章を用意する必要が大きくなっている。社内でも広報部や宣伝部が、色々な文章を作成する必要に迫られ、リソース不足は明らかだ。その意味で、生成AIによる文章作成が大きな注目を浴びている。私たちは、実効的なプロンプトの書き方を学ばねばならない。

「大→小」の流れが「原因→結果」となっており、読み手にスムーズな理解を促してくれるのです。このように「マクロ→ミクロ」の流れを意識するだけで、文章は飛躍的に整理されるでしょう。

 インパクト重視で、意図的に「社員全員、プロンプト学習を必修とする!」と冒頭に強い言葉を持ってくる手法もあります。

 ただそうした技法は、まず文章の基礎構造を知ってから。まずは「大視点→小視点」の流れをマスターしましょう。