たった10秒でできる!「タイプ診断」の技術
3つのタイプ(視覚・聴覚・身体感覚)といっても、「部下がどのタイプか分からない」という方もいるでしょう。
実は、たった10秒ほどの観察で、相手のタイプを推測する心理テクニックがあります。それが「視線の動き(アイ・アクセシング・キュー)」です。人は何かを考えたり思い出したりするとき、目の動きに特徴が出ます。
●【目の動き】上を向く【タイプ】視覚(V)【特徴】映像をイメージしている【よく使う言葉】「見える」「明るい」「ビジョン」
●【目の動き】横を向く【タイプ】聴覚(A)【特徴】音や言葉を思い出している【よく使う言葉】「聞こえる」「リズム」「論理」
●【目の動き】下を向く【タイプ】身体感覚(K)【特徴】感覚や感情を確かめている【よく使う言葉】「感じる」「重い」「味わう」
相手の「チャンネル」に合わせるということ
部下と話をするとき、少しだけ相手の目線や言葉選びに注目してみてください。もし相手が下を向きながら「なんか重苦しいですね」と言ったら、あなたも「そうだね、少し空気が重いね」と、身体感覚の言葉(チャンネル)で返してみましょう。
たったそれだけのことで、相手は「この人は分かってくれる」と直感し、心の距離がぐっと縮まります。ピッチャーが打者に合わせて球種を変えるように、あなたも相手に合わせて「伝え方」を変える。その柔軟な共感力が、最強のチームを作る鍵となるのです。
※本稿は、『伝え方ひとつで部下が動き出す 上司の「コミュ力」大全』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。






