「今までの妻達と離別する度に…」積水ハウス地面師事件・主犯格が明かした「驚きの女性遍歴」Photo:SANKEI

2024年にNetflixで話題になったドラマ『地面師たち』。その元になった「積水ハウス地面師詐欺事件」では55億5000万円が騙し取られ、事件に関わった地面師グループの17人が逮捕された。その主犯格であるカミンスカス操は、どんな人物なのか。ノンフィクション作家が服役中のカミンスカス操と手紙のやりとりを重ね、その実像に迫った。※本稿は、ノンフィクション作家の森 功『地面師vs.地面師 詐欺師たちの騙し合い』(講談社)の一部を抜粋・編集したものです。

積水ハウス事件の一斉摘発で
17人が逮捕された

 積水ハウスが被害に遭った事件は2018年10月以降、警視庁捜査二課によって一斉に摘発された。

 逮捕された17人のうち、主要な顔ぶれを逮捕時の年齢とともに示すと、永田浩資(54)、秋葉紘子(74)、羽毛田正美(63)、常世田吉弘(67)、生田剛(46)、近藤久美(35)、佐藤隆(67)、小林護(54)、佐々木利勝(59)、三木勝博(63)、北田文明(58)といったところだ。

 ただし、生田から北田までの7人が結果的に起訴を免れ、不起訴処分に終わっている。

 彼らのうち、北田は地面師の世界では有名だったが、積水ハウス事件では捜査当局も立件にいたらず、別の事件で起訴されている。こと積水ハウス事件でいえば、警視庁の地面師捜査専従班は、主犯格として内田マイク(65)、土井淑雄(63)、そしてカミンスカス操(59)の検挙にたどりつき、彼らを塀のなかに送り込んだ。主犯格とされた3人とともに手配師やなりすまし役が起訴され、収監された。