転職者は「仕事を辞めず」に、挑戦の手数を増やそう。転職活動をしている人は、今の仕事を続けていること自体が最大の保険だ。だからこそ、憧れの仕事や夢があるならどんどん挑戦すべきだ。

 人生のキャリアは、一度負けたら終わりではない。私のように100連敗しても、その先の1勝があれば報われる。私の周りにも、学生時代に入れなかった憧れの大企業に30代で転職できた人がいる。

 会社員をしながら夢を追い、成功した人も多い。一流のミュージシャンや俳優、芸人の中にも、かつては会社員として働きながら挑戦を続けていた人がいる。

「納得」があれば、どんな道も正解になる

 5年、10年と夢が叶わない可能性もしっかり考えよう。「一生夢が叶わなくてもいい」という覚悟がないなら、期間を決めるか、保険をかけた方がいい。保険があれば、逆に一生夢を追い続けることだってできるのだ。

 また、夢を追うことだけが人生ではない。自分が手に入れられそうなものを見極めて、つかんでいく幸せもある。

 大切なのは、自分の選択に納得できるかどうかだ。納得さえあれば、どんな困難も乗り越えられる。どんな道を選んでも、それが正解になる。

 私はというと、社会人になってからも負けてばかりだ。それでも、100連敗の末に気づいたこの考え方を胸に、「たまの1勝」を積み重ねてきた。全国ネットのラジオ局の報道記者へ転身し、幅広い現場を経験した。現在は気象予報士の資格を生かし、テレビ朝日などで気象キャスターを務めている。30代になって全国ネットのテレビ局へとキャリアアップできた今も、まだ挑戦の途中にいる。