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転職市場は2月が活発化する。新卒の就活も3月に解禁される。新たな挑戦を決意する人に向けてビジネス書や自己啓発本は、「退路を断て」「覚悟を決めれば道は開ける」という。だが、本当だろうか?就活で100連敗した筆者が、就活や転職で成功/失敗する人の違いを伝えよう。(ウェザーマップ気象キャスター 佐藤圭一)
「退路を断てば成功する」は幻想
最初に断言したい。就活や転職で、凡人が退路を断つと、人生は「詰む」。
私はかつて、退路を断ってアナウンサー試験に挑戦して「100連敗」した。そんな私が絶望の淵から1勝を勝ち取るまでの経験を基に、「幸せな仕事の選び方」と「小心者でも夢を追える方法」をお伝えしたい。
大学時代、私はアナウンサーを目指していた。テレビが好き、喋ることが好き。そんな理由でこの道を選んだ。
映画や漫画の主人公のように、覚悟を決めれば道は開けると信じていた。だから一般企業の就活は一切しなかった。
結果は惨敗。大学3年の夏から就活を始め、北海道から沖縄まで全国100社以上の放送局を受験した。東京のキー局は全滅、地方局も次々と不合格。人より早くスタートを切ったはずなのに、周りの友人は続々と内定をもらっていく。
大学4年を過ぎても内定はもらえず、就職浪人を決意。それでも状況は変わらず、絶望と焦燥感でいっぱいだった。
就職活動の面接は、焦れば焦るほどうまくいかない。余裕のない人間が魅力的に見えるはずがない。頭ではわかっていても、どうすることもできなかった。







