「インド株型」と「その他新興国株型」の人気投信の格付は?
指数を下回っている商品については入れ替えも検討を!

 ここからは「新興国株型」で純資産額が大きい人気投信2本の格付を紹介していこう。

 1本目の人気投信は、インド株を投資対象とする「野村インド株投資」(野村アセットマネジメント)だ。

「野村インド株投資」は、銀行やインフラ系の比率を高めたが、依然比率の高かったソフトウェアや不動産が不振。成績は全期間で指数を下回り、成績低迷からの脱却が遠のいている。アクティブ型は指数に勝つことが大前提のため、格付の星は獲得できていない。

 2本目の人気投信は、複数の新興国を投資対象とする「未来の世界(新興国)[新興国ハイクオリティ成長株式ファンド]」(アセットマネジメントOne)だ。

「未来の世界(新興国)[新興国ハイクオリティ成長株式ファンド]」は、新興国の成長より「質」を重視して銘柄を選定。投資先はアジアが大半で、国別では中国とインドで6割強を、業種別では一般消費財・サービスが4割を占める。成績は短期でも中・長期でも大きく悪化。特に、長期の成績は指数を大きく下回っており、格付の星は獲得できていない。

 さて、ここまで好成績のおススメ投信と、人気投信2本の格付を取り上げた。買ったときは人気に実力が伴っていても、時間が経つと力が落ちていくことはよくある。買った投信はほったらかしにせず、定期的にウォッチするようにしてほしい。

ダイヤモンド・ザイ NISA投信グランプリとは
ダイヤモンド・ザイでは1年に1回、「NISAで買える本当にイイ投資信託」を部門別にランキングし、上位のファンドを表彰している。人気や知名度ではなく、データを最重視した完全実力主義のアワードだ。「1.どれだけ上がったか(上昇率)、2.どんな時も下がらない(下がりにくさ)、3.ずっと優等生(成績の安定度)」の3つの独自基準で評価を行う。また、非常に人気があり多くのお金を集めているにもかかわらず成績が振るわない投資信託も、「もっとがんばりま賞」として発表している。

<ダイヤモンド・ザイNISA投信グランプリ2025>
[2025年]受賞投資信託30本一覧

日本株総合部門
日本中小型株部門
米国株部門
世界株部門
新興国株部門
リート部門
フレッシャー賞
もっとがんばりま賞
(番外編)インデックス型「最安ランキング」
▼当グランプリの「選定基準」はこちら⇒https://diamond.jp/articles/-/363017

本記事は、ダイヤモンド・ザイ4月号の内容紹介を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で運営しているものではありません。投資は自己責任において行ってください。