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闇バイトを使った強盗など、近年、凶悪化する侵入犯罪。あなたの家は「泥棒が好む家」になっていないだろうか? 愛知県セルフガード協会の「防犯設備アドバイザー」に、泥棒が好む家の共通点から、見落とされがちな「5つの盲点」、今すぐ実践できる防犯対策まで、現場を知るプロの視点で解説してもらった。(取材・文/フリーライター 杉山正博)
泥棒は下見をしながら
「入りやすくて逃げやすい」家を探す
泥棒は、行き当たりばったりで犯行に及ぶわけではない。多くの場合、「下見」を行ない、入念に侵入する家を選んでいる。彼らが最も重視するのは、「入りやすくて、逃げやすい」かどうかだ。
そう教えてくれたのは、愛知県セルフガード協会の事務局長補佐で、愛知県警察本部より委嘱された「防犯設備アドバイザー」として、防犯診断や自治体向けの講演などを行う佐野浩二さんだ。
「中には、事前に工事業者やリフォーム業者を装って家の中に入り込み、間取りや家族構成、資産状況などをチェックしたうえで犯行に及ぶ手口も増えています。実際に、ある犯行グループが持っていたメモには、ターゲットの家族構成や在宅時間、間取りなどがびっしりと書かれていたと聞きます」
泥棒にターゲットにされる家には、明らかな共通点がある。まず挙げられるのは「外からの見通しが悪い家」だ。高いブロック塀や生垣はプライバシーを守る一方で、一度侵入してしまうと泥棒の絶好の隠れ蓑になってしまう。
次に「建物に隣接したカーポートや物置がある家」。これらは泥棒が2階の窓やベランダによじ登るための足場となる危険性がある。軒下に脚立が置いてあるのは論外だ。使用後は必ず片づけるか、チェーンなどで固定し、侵入に使えない状態にしておきたい。







