「仕事のキャパが10倍になった」「圧倒的に悩む時間が減った」
そんな感想が届いているのが、木下勝寿氏のベストセラー『売上最小化、利益最大化の法則』『時間最短化、成果最大化の法則』『チームX』『「悩まない人」の考え方』の強力4部作だ。なかでも「飛び抜けて面白い必読の一冊。心から「買い」!!」と絶賛されているのが、『「悩まない人」の考え方』。「ここ20年以上、まともに悩んだことがない」という著者が一生悩まない最強スキル30を初公開した。新年度を迎え、何かと悩みは多い時期。今回はライターの小川晶子氏に、読者に役立つ視点から鋭く読み解いてもらおう。(構成/ダイヤモンド社・寺田庸二)
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上司からの無理難題に、どう答える?
「○○(大企業)みたいなサイトつくってよ」
「こういう日本一のイベント、企画できる?」
突然降ってきた上司からの無理難題。
「できません」
「さすがにそれは無理です」
そう言いたくなる人は少なくないだろう。
どう考えても実現不可能に見える課題、それが無理難題というものだ。
上司にはもうちょっと考えてから言ってもらいたい。
ところが、北の達人コーポレーションの木下勝寿氏は『「悩まない人」の考え方』の中で、こういう場合の「できない」「実現不可能」は99%ウソだと言っている。
社長の木下氏は社員に「これをどうにかして」と依頼することがあるが、すぐに「これはどうにもできません」「絶対不可能です」と言い出す人がいるという。
必ずしも能力が低いわけではなく、経験がそれなりにある人ほど、条件反射的に「できません」と言ってしまう。
それは、無意識に「やりたくない」と思っているからかもしれない。
他人が実現していることは、自分にも実現できる
実際、「できない」「実現不可能」と言われたことも、木下氏が少し調べてみると、すでに実現している事例が見つかる。
「他人が実現したことは、必ず自分にも実現できる」というのが木下氏の考えだ。
ことビジネスにおいては、ほとんどの人の能力に差はなく、資質に左右されることも少ない。
「やり方」を徹底的に調べ尽くし、まったく同じことをやっていくと、だれでもそれなりの結果が出せる。
それがビジネスのすばらしいところでもある。
だから「できない」はウソだというわけだ。
すぐに「できません」と言う人は、「できる/できない」で考えるクセがついてしまっている。
これは悩みのタネになる。
「自分はやりたくないから、やらない」と言えることも「自分にはできない」と思い込んでいるからだ。
「やる/やらない」で捉えれば、悩みは消える。
やり方がわかれば、やりたくなる
「他人が実現したことは、必ず自分にも実現できる」という前提に立てば、上司からの依頼に対して、すでに成功している事例を探し、その理由を明らかにしたうえで、「こうすれば実現できる」と伝えるのがいいことになる。
「こうすれば」の部分には、予算だったり時間だったり、議論すべき点が出てくるだろうが、ひとまず実現方法を考えることはできるだろう。
無意識に「やりたくない」と思う理由も、実はやり方がよくわからないからかもしれない。
成果の出るやり方を知ると、案外やってみたくなるものである。
ただし木下氏はこうも言っている。
もちろん、成果が出るやり方を「やりたい」と思えないなら、それは仕方がない。「やりたい」と思えないことについて「もっとやりたいと思え」とは言えない。
(『「悩まない人」の考え方』p.144)
上司は部下に「やりたい」と思わせる依頼の仕方をすることも重要だろう。「やりたい」と思えることなら、無理難題ではなくなるのだ。
(本稿は『「悩まない人」の考え方――1日1つインストールする一生悩まない最強スキル30』に関する書き下ろし記事です。)








