一方、スマホ決済なら、時間の面、労力の面、金銭の面など、複数の視点で節約ができることになります。

 ちなみにATMは本体が数百万円、維持するための保守点検などの管理にも毎月数十万円かかるとされています。「現金を扱うことはコストがかかる」とされますが、そのコストは間接的に消費者が負担することになる側面もあるでしょう。

メリット2 支払いがスピーディー

 セルフレジはキャッシュレス決済のみとされていることも多いですし、通常の対面レジでも慣れてくると、キャッシュレス決済のほうがすばやく支払えます。キャッシュレスどころかスマホ決済を使っていたら、バッグからお財布を出す作業もしなくて済むようになるため、さらに短時間での支払いが可能になります。

 加齢などで足腰が弱って杖を使っていたり、指にこわばりがある時に、小銭をうっかり落としそうになることがあったけれども、キャッシュレス決済にしたおかげで失敗がなくなった、と話す人もいます。

メリット3 身軽になる

 持ち歩く現金が必要最低限になると、大きな長財布もいらなくなります。実際、こうした要因からミニ財布の人気は高まっているようです。もっというと、物理的なクレジットカードをスマホに取り込んでスマホ決済にすれば、持ち運ぶカードの枚数も減ります。近場のお出かけであれば、お財布すら持ち歩く必要がなくなります。

 支払いの際にはサッとスマホを出せばOK、となれば、子どもの手を引きながら買い物に行く時や、旅行や出張で荷物が多い時などにもお財布を探さずに済み、ずいぶん助かりますね。

メリット4 買い物履歴が残る

 これはキャッシュレス決済の最大のメリットといえます。各種決済サービスのマイページなどにログインすると履歴を見ることができますし、家計簿アプリなどに連携すれば、複数の決済手段の履歴を一元管理することもできます。

 データの蓄積に別途労力を使わずに済む、非常に魅力的な特徴です。