◆【仕送りゼロ】パン1個を3回に分けた日々が、勝つ投資家を作った
育休中に株式投資を本格開始し、わずか2年で資産1億円を築き上げた現役ママ投資家・ちょる子著『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』。子育てや仕事と両立しながら、どうやって株で稼ぐのか? 株式投資を始めたきっかけから、大きな損失を乗り越え、億り人に到達するまでの試行錯誤、資産4億円超を築き上げた考え方や具体的な投資手法までわかりやすく解説!
イラスト 鳩 さんわ
投資の勝敗を分ける「金銭感覚」と
「自分で稼ぐ力」の育て方
投資で大きな資産を築くためには、どのようなマインドが必要なのでしょうか? 育休中に株式投資で資産1億円を築いた個人投資家・ちょる子氏の学生時代のエピソードに、その本質的なヒントが隠されています。
彼女は実家が裕福な経営者家庭でありながら、私立大学の薬学部に進学した際、高額な学費への感謝から親からの仕送りを一切受け取らずに1人暮らしを始めました。母親が所有するアパートを借りつつも、毎月7万円の家賃をきっちり支払い、生活費はすべて自分のアルバイト代で賄う決断をしたのです。
極限の生活が養う「シビアな資金管理能力」
当時の生活は、1個のお惣菜パンを「朝・昼・晩」の3回に分けて食べ、水で空腹を紛らわせるほど凄まじいものでした。アルバイト先の食堂では、60円の白米に30円を足し、食べ放題の漬物だけで食いつなぐ日々。「実家は裕福なのに、自分は極貧」という不思議なコントラストの中で、彼女は1円の重みを知り抜いたのです。
投資において、元本(シードマネー)を作るための徹底した支出管理はすべての土台です。この極貧生活で培われたシビアな金銭感覚こそが、後の投資において無駄な損失を防ぎ、厳格な資金管理(リスクコントロール)を徹底する強靭な礎となりました。
「自分で稼ぐ」という執着心が相場を生き抜く原動力
親の資産という安全網に頼らず、自力で生活を成り立たせる過酷な経験は、「自分でお金を稼ぐ」ことへの圧倒的な執着心を生み出します。投資の世界では、他人の推奨銘柄や相場の空気に依存しているうちは勝ち続けることはできません。
「自分の力で道を切り拓く」という強い自立心があって初めて、相場の波に飲み込まれず、自分の頭で考えて再現性のあるトレードルールを構築することができます。
冷静さを保つことが最大の防御
投資で資産が大きくなっても、この「1個のパンを3回に分ける」ような冷静な金銭感覚を忘れないことが重要です。利益が出ても生活水準を無闇に上げず、確実に再投資へ回す複利の思考。これこそが、巨額の資産を築き上げるための本質的なノウハウと言えます。
※本稿は『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』(ダイヤモンド社)をもとに編集したものです。



