家事も仕事もいったん全部やめて
家族で過ごす時間を楽しむ
下の子は、お母さんをひとり占めしたがるそうですね。でも、「3人で勉強だよ」「3人で本を読もう」と言えば、「お兄ちゃんだけ向こうに行って」と言うことはないでしょう。そのうち、お母さんと2人っきりよりも、家族みんなで楽しい時間をもつほうがうれしいと思うはずです。ママだけではなく、お兄ちゃんと遊ぶことの楽しさにも気づくかもしれませんよ。
ただ、1つだけ大事なことがあります。それは、お母さんがイヤがりながらやらないということです。心から家族の時間を楽しんでください。食器を片づけなくちゃ、おふろに入れなくちゃ……いろいろあるでしょうけれど、それらを全部あと回しにして、その時間を楽しんでください。楽しさは、その場にいるみんなが「楽しい」と思わないとつくられないものです。
『この子はこの子のままでいいと思える本』(佐々木正美、主婦の友社)
お兄ちゃんは小学校に入ったばかりで、心が不安定になっているのだと思います。お母さんや妹、そしてときにはそこにお父さんも加わって、家族で楽しい時間を分かち合えるようになったら、イライラや不安定な気持ちも少しずつ治まってきます。心が落ち着いてくるのです。
1日たった30分でかまいません。その時間は、親が体を使って、心を配って、子どもに
「勉強は楽しい」「テレビよりおもしろいことがある」と気づかせてください。
日本の家族は、どこかに出かけるとき以外、家族いっしょに何かをすることがほとんどないのだそうです。家の中では、みんな別々のことをするのですね。もちろんそんな時間も必要なのですが、ほんの短い時間でも、家族いっしょに何かを楽しんでください。親にとってもいい思い出になります。







