米国と同盟関係にあるペルシャ湾岸諸国が、イランとの戦闘に加わる方向へと傾きつつある。相次ぐ攻撃で経済が打撃を受けているほか、イランが長期にわたりホルムズ海峡を支配するリスクに直面し、より強硬な姿勢になっている。最近の各国の動きは、米軍の空爆能力を支え、イラン政府の財政に対して新たな打撃を与える可能性がある。湾岸諸国の首脳は、戦闘に向けて軍を動員する一線は越えたくないと考えており、現時点ではこうした判断には至っていない。だがエネルギー資源が豊富な同地域に対してイランがより大きな影響力を行使することをちらつかせており、圧力は強まっている。事情に詳しい複数の関係者によれば、サウジアラビア政府は最近、米軍がアラビア半島にあるキング・ファハド空軍基地を使用することを許可。サウジは戦闘開始前、イランへの攻撃に自国の施設や領空を使用させないと表明していた。これは戦争に巻き込まれないようにするためだったが、イランがサウジの重要なエネルギー施設や首都リヤドにミサイルやドローンで攻撃し始めたことで、その狙いは失敗に終わった。
サウジやUAEに参戦の動き、イランへの忍耐「無限でない」
イランからの相次ぐ攻撃で、サウジとUAEはより強硬姿勢になっている
特集
あなたにおすすめ







