立命館大法科大学院を出た女性は
すぐさま弁護士事務所を設立

 2022年司法試験に合格した女性は32歳の時、立命館大学の法科大学院に入学した。それまで、経済的理由で法科大学院への進学を断念し営業職、パラリーガル、大手監査法人の会計士補助業務などを経験している。司法修習後、すぐに弁護士事務所を立ち上げた。こう振り返る。

書影『関関同立――関西の四大私大事情』(小林哲夫 ちくま新書、筑摩書房)『関関同立――関西の四大私大事情』(小林哲夫 ちくま新書、筑摩書房)

「社会人としてのマナーが身についていること、実体験を通して社会の仕組みを理解していることなど、社会人としてのキャリアは弁護士にとって大きな武器。人間の心に深くふれる仕事だからこそ、これまでの経験が活きると日々感じています。

 依頼者の中には、感情的になったり、混乱して説明がうまくできない方もおられますが、どんな場合でも、落ち着いて、整理しながら話を聴けるのは、これまでの社会人経験のおかげです」(法科大学院ウェブサイト)

 法科大学院発足からの司法試験累積合格者数は618人。

 司法試験合格者(2006~2023年累計)の進路は、裁判官14、検事16、弁護士(事務所)488、弁護士(企業)20、弁護士(公務員)2、その他31となっている。

 司法試験予備試験:受験71 合格0(2024年)