空調世界大手ダイキンを支える
同志社大の人にゃく
2024年ダイハツ工業社長に就任した井上雅宏さんは、同志社大を卒業後、トヨタ自動車に入社している。
米州営業部室長、中南米本部本部長、ブラジルトヨタ、アルゼンチントヨタ、ベネズエラトヨタの会長を歴任した。2016年にトヨタはダイハツを完全子会社とする。それ以前から、ダイハツ社長にはトヨタからの出向者が多かったが、そのほとんどが東京大出身者であり、井上が関関同立からの初めての社長となる。
2019年から2025年まで日産自動車社長をつとめた内田誠さんは新卒で日商岩井(現・双日)に入社している。海外駐在では自動車部門に所属し、日商岩井と三菱自動車工業が設立した合弁企業に勤務していた。2003年に日産自動車に転職している。内田さんは学生生活の過ごし方をこうアドバイスする。
「大学生活は、一度きりの貴重な期間です。この時期には、大人になってからでは体験できない多くのことに挑戦できる機会があります。例えば、社長というポジションを一度離れると、二度とこの経験はできないかもしれません。これは、大学生活においても同じです。大人になれば、新しい挑戦をするチャンスは自然と減っていきます。そのため、大学在学中は焦らず、後悔のないようにその瞬間、瞬間を楽しんで欲しいと思います」(ウェブサイト「同志社人インタビュー」2024年3月7日)
2024年、ダイキンの8代目社長に竹中直文さんが就任した。同社は空気清浄機で圧倒的シェアを誇る関西を代表する企業だ。同社は1924年大阪金属工業として創業された。事業展開する国、地域は世界170以上に、生産拠点数は130カ所以上海外での売上高は全体の83%を占めている。
竹中は母校にこうエールを送っている。「イノベーション(技術革新)は共感と対話から生まれるので、これからの時代、そのための議論をするには高い専門性と広い教養が必要です。同志社大学には、ぜひそういう学生を育ててほしいですし、それができる大学だと思っています」(「ONEPURPOSE 同志社通信」2025年9月)
ダイキン経営者は同志社大と縁がある。第4社長(1994年~2002年)の井上礼之さん、第5代社長には北井啓之さんがいる。井上礼之さんは経営者としての評価が高い。
「直ぐに手がけたエアコン事業の立て直しで、家庭用エアコンの継続を決める。その結果、2003年から2年間に渡って家庭用エアコンの国内シェアがトップとなる等の大きな成果を上げた。こうして、ダイキンの現在の拡大を支えている海外市場の拡大が軌道に乗り、世界第二位のエアコン企業としての地位を確立した」(関西学院大専門職大学院経営戦略研究科ウェブサイト)







