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部下との信頼関係が築けない、厳しいことが言いにくい、評価面談が憂鬱……。そんな悩みを抱えるマネージャーは少なくありません。ユニクロの柳井正会長が経営の教科書と公言する一冊にも記されたある鉄則が、部下との信頼関係の崩壊を防ぐ、最強の武器になります。人事・採用コンサルタントが、評価面談で信頼を失わないための実践的メソッドを解説します。(人材研究所ディレクター 安藤 健、構成/ライター 奥田由意)
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日本人が苦手とする
「直接的な厳しい指摘」
「部下の行動が全然変わらない」「面談で指摘したら、部下が予想外にショックを受け、戸惑った」――。こうした声は、大企業から中小企業、ベンチャー企業まで、業界や規模を問わず、あらゆる企業のフィードバック研修でも共通して上がる課題です。
特にネガティブフィードバックについては、マネージャー側に「強く言いすぎるとパワハラと受け取られかねない」「離職につながっては困る」という不安があり、「気分を害したくなくて、言えなかった」とアンケートで答える人が多いのです。部下の側からすれば、「できていないことは自分が一番わかっており、耳が痛い」という心理があります。
そもそも私たちは国民性として、厳しいことを面と向かって率直に伝えることを苦手とする文化の中に生きています。文化人類学者のエリン・メイヤーが著した『異文化理解力』(英知出版)でも、日本人は直接的なネガティブフィードバックを極端に避ける傾向があると指摘されています。
では、フィードバックがうまくいかない根本原因はどこにあるのでしょうか。そしてそれを解決する「鉄則」とは何でしょうか。ユニクロ創業者・柳井正氏が経営の教科書と公言する一冊の中に、その答えがあります。







