株価の乱高下に翻弄され、心が休まらない――。
そんなあなたに、とっておきの本がある。「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書」と絶賛されている『JUST KEEP BUYING』と『THE WEALTH LADDER 富の階段』だ。いずれも全米屈指のデータサイエンティストが、日本人向けに投資の原理原則を書いた本だ。今回は、令和の怪物的ベストセラー『お金の大学』の両@リベ大学長に大絶賛されている『THE WEALTH LADDER ウェルス・ラダー』について「今後一切のお金に関する悩みが消えた」と言うライターの小川晶子氏が緊急寄稿した。(構成/ダイヤモンド社・寺田庸二)
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最も簡単に富を築くアプローチとは?
日本でも投資を始める人が続々増えている。
全米屈指のデータサイエンティストによる投資の指南書である『JUST KEEP BUYING』は、全世界のうち日本で最も売れているという(全世界46万部中23万部)。
「どうすれば富を築けるのか?」という疑問に、著者ニック・マジューリ氏が出した結論はシンプルだ。
ジャスト・キープ・バイイング。
「とにかく買い続けなさい」というルールである。
株式、債券といった収益資産をとにかく買い続けることが、最も簡単に富を築くアプローチであることが100年以上のデータからわかっている。
すさまじい複利効果を表すグラフ
投資の複利効果を活かすためには、できる限り早く始めることが重要となる。
同じくニック・マジューリ氏の『THE WEALTH LADDER』から見てみよう。
40年間、毎年1万ドルを投資し、年7%の利回りで運用するとどうなるだろうか。
40年間の投資額の合計は40万ドル(1万ドル×40)だが、資産は約200万ドルに増えている。
そんなに増えるのか、と驚く人もいるだろう。これが複利効果だ。
ポイントは、最初の頃に投資したお金ほど増えているということである。
1年目に投資した1万ドルは、40年後に14万ドルになっているのだ。これは、最終的な資産額である200万ドルの7%を占めている。
それを視覚的に表したのが次の図である。

これほど複利効果がすさまじいからこそ、「早い段階で投資することが大きな優位性をもたらす」と著者は述べている。
「お金がたまったら投資をしよう」と考えてなかなか始めなければ、機会損失になってしまうのだ。
資産レベル3の人は
今すぐ投資を始めるべき
とはいえ、貯金ゼロの人が今すぐ投資を始めるわけにはいかない。
まずは「生活防衛資金」を貯め、収入を増やす努力をするのが先決だ。
一方で、今すぐ始めたほうがいい人がいる。
『THE WEALTH LADDER』では資産レベルを6つに分けているが、そのうちレベル3の人は今すぐ投資を始めるべきだという。
・レベル1――低所得者階級(資産1万ドル未満)
・レベル2――労働者階級(資産1万ドル以上~10万ドル未満)
・レベル3――中流階級(資産10万ドル以上~100万ドル未満)
・レベル4――上流中流階級(資産100万ドル以上~1000万ドル未満)
・レベル5――上流階級(資産1000万ドル以上~1億ドル未満)
・レベル6――超富裕層(資産1億ドル以上)
(――『THE WEALTH LADDER』p.31)
資産1550万円ほどある人は、今すぐ投資をしないと損をしかねないというわけだ。
もちろん、レベル3まで待つ必要はない。無理なく始められるようになったら、できるだけ早く投資することをおすすめしている。
レベル1では難しいが、レベル2になったら投資を考えたい。
「ジャスト・キープ・バイイング」は、レベル2~3の人たち(多くの人がここに属している)向けの戦略である。
そのほか、『THE WEALTH LADDER』は資産レベルに合わせた戦略や注意点を詳しく解説している。『JUST KEEP BUYING』とあわせて読むと理解が深まるだろう。
(本稿は、『THE WEALTH LADDER 富の階段』に関する完全書き下ろし特別投稿です。)











