シラク大統領とシトロエン SMプレジデンシャル
ジャック・シラク大統領とシトロエン SMプレジデンシャル(広報写真)
1995年5月から2007年5月まで在任した第22代大統領のジャック・シラク氏。就任パレードで使用したのはシトロエン SMプレジデンシャルです。SMは2ドアクーペですが、このモデルは4ドアのフルオープンに仕立てたスペシャルモデルです。
サルコジ大統領が愛したC6
サルコジ大統領が愛用したC6(広報写真)
2005年から2012年まで生産されたシトロエンのフラッグシップモデル、初代C6。2007年5月から2012年5月まで在任した第23代大統領のニコラ・サルコジ氏が公用車として愛用しました。C6は長いフロントオーバーハングと丸みを帯びたリアスタイルが特徴で、サスペンションにはハイドラクティブIIIを搭載していました。
マクロン大統領とDS、そして100%EVの公用車へ
フランス大統領のために製造されたDS7 クロスバック エリーゼ(広報写真)
シトロエンから独立した後も、DSオートモビルは大統領に選ばれ続けています。2017年5月に第25代大統領に就任したエマニュエル・マクロン氏は就任パレードでDS7クロスバックを使用。さらに2021年にはBピラー後方を20センチ延長し、後部座席を2つの独立したシートに置き換えたDS7 クロスバック エリーゼが公用車に加わりました。
DSのフラッグシップモデル、N°8の大統領専用車(広報写真)
そしてマクロン大統領は2025年5月から、世界で初めて100%電気自動車を公用車として採用しました。それがDS N°8です。「プレジデンシャルDS N°8」と名付けられたこの車両はグリルがトリコロールカラーにライトアップされ、室内にはパレードで立ち上がるためのグラブバーやハンドルが装備されています。シートはナッパレザーとドリームブルーのアルカンターラを組み合わせた仕様とのことです。
大統領専用車はシトロエンからDSオートモビルへと引き継がれました。しかしプレミアム性と上質さ、そしてフランス車ならではの伝統は、いまもしっかりとシトロエンのクルマに受け継がれているのです。
(AD高橋)







